雑談 2025/08/21(思ったより世の中ってWiFi6が広がってない?/AI校正版あり)
もう5年ぐらい経ってる規格なのに、全然流行ってないよね。
もう登場から5年経つ規格なのに、全然流行っていないのは本当に不思議だ。自分の環境を振り返ると、WX3000HP → WX6000HP → WX5400HP → WX11000T12 の流れ。ひかりTV絡みで一時期は別のルーターを挟んだりもしたけど、その後は WRC-BE94XS → BE7200。そして今は BE18000をAP運用(ルーターは失敗中)に落ち着いている。
WANは相変わらず100Mbps止まりだが、LAN内は快適で、無線でも実測1.5Gbps前後(4x4ならピーク2Gbps近く)、有線は1Gbps止まり。将来的には2.5Gbps対応ルーターにSFP+を刺して戻す計画もあるけれど、この前16ポートのGbEハブを復活させてしまったので、おそらくこのままになるだろう。これが2020〜2025年の自宅Wi-Fi遍歴だ。
世の中は未だに11ac全盛。というより、acの寿命が長すぎたのが実態だ。Wave2対応はNetGear頼みで、結果的に11nから11acで一気に伸び、そのまま10年近く現役。ジャンク市場はacルーターで飽和している。しかも内容は悲惨で、「無線867Mbps/WAN100Mbps」のような中途半端な機材がハードオフに大量に転がっている。昔ならワンコインで投げ売りされていたのに、最近は値上がりして1,100円前後。需要があるとは思えないが、買い替えが進まないから価格は高止まりし、2,200円なんて値付けも当たり前になっている。
そこであえて「市場で主流だった帯域と速度」を整理してみると、11nの時代は2x2/40MHzで300Mbps対応が定番で、量販店では「300Mbps!」と大きく書かれていた。実測はせいぜい100Mbps前後だったけれど、それでも当時は十分だった。11acになると一気に2x2/80MHzで867Mbps対応が爆発的に普及。WANが100Mbpsしかない廉価モデルも多く、これが今ジャンク市場に溢れている姿につながっている。Wave2は4x4構成で1733〜3466Mbpsが謳われていたが、NetGearの一部モデル程度で日本市場ではほとんど普及しなかった。そして11axでは2x2/80MHzで1201Mbpsが“今の実態”で、最近は中古でも1000〜2000円台で拾えるようになってきた。さらにハイエンドになると160MHz幅で4x4、4804Mbpsクラスのモデルもあるが、これはASUSやTP-Linkの高額機で、ごく一部のゲーマーくらいしか手を出していない。11beに至っては320MHz幅で2x2〜4x4、5765〜11530Mbpsと規格上は化け物クラスだが、今はまだソフトバンクのレンタルや海外のハイエンド機での先行採用にとどまっている。
こうして並べると「11nは300Mbps」「11acは867Mbps」「11axは1201Mbps」という数字が、それぞれの時代を象徴していたのがよくわかる。結局、世代交代は理論値の高さではなく、市場でどの帯域が“売れ筋”になったかで決まっていたのだ。
そんな中、この休みに「11ax中継機探し」のミッションを発動。すると2404Mbps対応の11axルーター(TP-LINK製)が2200円で売られている店舗を発見。しかもそこは11ax在庫が異常に多く、1202Mbps級なら1100円でゴロゴロ転がっていた。実家のテスト用に中継機が欲しかったので、BE605X(1650円)を確保。BE600Xもあったが消去法で605Xに。中継機用途としては妥当な価格。ただ、いざ使ってみると「中継機がまともに中継できない」という残念な結果に。5GHz帯でモバイルルーターの回線を拾うつもりだったが無理っぽく、結局「11axとは?」状態。2.4GHzでも十分ではあるが、モバイルルーターは2.4と5を同時に吐くと熱暴走するので、夏場は実用にならない。これが現実だ。
改めて思ったのは、確かに11acは主流だが、同時に11ax機材が妙に安価で潤沢に出回り始めていること。本来はこれが自然な市場移行の姿だろう。とはいえ、その一方で「WXR18000BE10Pが2万円で売られている」という狂気も存在していて、価格帯の混沌さは笑うしかない。推測するに、1Gbps光を契約するとレンタルで配られるルーターがすでに11ax対応になっているのだと思う。加えて、ホームルーターはほぼ全てが11ax対応。だから「買う必要がない」ため、中古に流れやすい構造ができているのだろう。
そしてソフトバンクはすでに11be対応ルーターを現行で提供している。実効速度は規格通りに出るわけじゃなくても、新規格を先行採用する姿勢は評価できる。必要性はさておき、こういう押し出し方は嫌いじゃない。
結局のところ、自宅はWAN100MbpsにLAN 1.5Gbps超というアンバランス環境のまま、ジャンク市場はacだらけなのに価格は上昇し、その一方でaxは潤沢かつ安価に転がり始めている。そして規格ごとに見れば「300Mbps → 867Mbps → 1201Mbps」が確かに時代の顔だった。やっぱり無線LANの世代交代は、理論値ではなく「市場でどの帯域が売れ筋になったか」で決まる。数字を追うのも楽しいが、出回った機材を眺めていると、その時代の空気感まで思い出せるのが面白い。
※この記事は完全にオタクの観察日記です。
ひどくね?(本人談)
by aru32to | 2025-08-21 19:49 | 雑談 | Trackback | Comments(0)


