思い出話 2024/12/29(16bit時代のWindowsを最高スペックで動作させてみたくなった)
年末っぽい変な話です。
なんか、Windows MeはダメなOSなのか?って動画を見てたんですけど、その時代を生きていた人間、まして1GHzのクロックで頭おかしいとか言ってた時代って、まだ25年前なんですよね。NetBurstが計画通りにクロックアップしていた場合、今頃10GHzのCPUなんてのも見られた可能性すらあるし、コア数もそれほど増えてなかった可能性がありますよね。PenDの10GHzってどうなんだろうw
で、今回その動画を見ていて思ったんだけど、メモリ512MBでWindows95を動作させているんですよね。K6-2の500MHzとかなのかな、その辺って、後年登場したものであって、例えばWin95の時代、メモリが32MBあったら普通に動くレベルで、こちらもそもそもに遅いモデム速度でクッソ重いIEとかでネットを見てたわけで、(この時代、まだネスケが強かった時代でしたね)もう、インターネットにつなげるまでが本気でどうにかならないものかとやっていました。しかし、OSR2あたりで、一部Win98の機能が実装されたりしたものの、やっぱり実用に耐えられるPCもそうですけど、当時SIMMが32MBで数万していた時代。まあ、自作PCで、メーカー製PCの半分の価格で作れてしまうという時代だったし、この辺でDIMMを搭載出来るPCが出てきたこともあって、そろそろODPまで付けてPentiumを使うのは無理かなぁ、とか思う人もいたはず。だから、K6-2の500MHzでメモリ512MBなんて、夢のまた夢どころか、1999年ぐらいの自作機、メモリ512MBに関しては、Socket7で512MB載せられるチップセットって割と少なかったから、現実味がないんですよね。256MBぐらいなら、いたような気がする。
Windows98も、それはそれは不安定なOSで、この時代は要求レベルが若干上がってて、300MHz程度のクロックのCPUと64MBメモリぐらいが必須になってきてました。まあ、エロゲやるだけなら32MBでも十分なんでしょうけどね。その完成版がWin98SE。一部のメーカーがMEを搭載する中で、法人向けには98SEを提供し続けるメーカーも多かったと思います。記憶が間違ってなければ、Socket478の初期の時代まで98用のドライバーディスクが入っていた気がします。
その後、Windows 2000が登場。こちらが現在まで続いているNT系のバージョン4に当たるものです。いや、2000ってSP4までサービスパックがリリースされていたんで、そのせいもあって、2006年のCore2Duoの手前ぐらいまでは使ってたユーザーも多かったんじゃないかと思います。たまにお目にかかるときがありますけど、まあ、絶対に動かないよねっていう。ちなみに、この頃のPC、うちにはなんか5台ぐらいあって、改造したThinkPad 600EのPentium3換装版とかも取ってあります。一時、この時代のPCを集めるのが趣味みたいな時代があって、最初に自腹で買ったPCG-SR9C(VAIO SR)に初期のSSDを搭載して遊んでた時期とかありました。でも、OSが目に見えて重いと思い始めたのはこのあたりだったりします。理由は、32bit機と16bit機を並行展開していかないとダメで、大体のメーカーが16bitOS、つまりWin98SEのスペックをベースに考えていて、Win2000では必須と言われていたメモリ128MBではなく、64MBが搭載されるケースも多々見られた時期でした。いや、動くけどさぁ、64MBだとマルチタスクが出来るレベルじゃなかったんですよね。MP3プレイヤー立ち上げながら、ネットを見るなんて、メモリ128MBでも辛い時代でしたからね。
ちなみに大学で買わされたPCがDynabook SS 3410だったんですけど、これはメモリが128MBに増設してあるものの、6.4GBのHDDしか搭載していないせいで、ほぼ使わなかった記憶があります。もっとも、その時代って10GBのHDDでも恐ろしいほどの価格だったし、まして流通量の少なかった2.5インチのHDDは、それに輪をかけて高いという時代でしたから、おいそれと交換出来なかったというのもあります。
で、今回の主役、Windows Me。発売は2000年9月。バイト先で24時30分営業とかをやったけど、買いに来た人が二人だったという結構残念なOSだったと思います。Meは16bit系Windowsのラストであり、Windows2000で搭載された一部機能や、WMP、UPnPの実装など、実は結構な功績のあるOSだったりします。このときはアップグレード版を買ったと思いますが、OSディスクの入れ替えを行い、そこで認識出来ればクリーンインストールが出来てしまうという、結構熱いOSでした。出来ると言われていたものの、やはり起動ディスクが必要だった98SEに比べ、BIOS側の対応によりますが、CDブート出来るというのも画期的でした。(2000から出来るようになってる)
しょせんはWin98のサードエディションなので、バグや不具合なども多く、外見は2000っぽくしてしまったので、当然のようにシステムリソースが足らない状態に陥るという展開になりました。メーカー製PCはそれでも64MBで売り続けるという、鬼畜っぷりを発揮してましたね。
ただ、このOS、CPUの転換期に使われたため、例えばAthlon XPなんかでもギリギリ動くドライバーがあったり、Pentium4もSocket478のFSB533ぐらいまではサポートしていたりしたため(ちなみにHTはさすがに使えない)、非常にリッチな環境で使える最後の16bitOSでもありました。当時買ったPentium4-MのノートPCに512MBのメモリを搭載し、2000とMeのデュアルブートにしておいた時代があるんですが、サービスパックごとに重くなる2000に比べ、更新プログラムがそもそもに少なかったMeは、エロゲをマルチタスク出来たり、ADSL時代で重くなったブラウザ(当時はLunascapeを使ってた記憶がある、しかも地味にまだあるw)とMP3プレイヤーを同時に動作させても、まず落ちるってことがなかったんです。要はそれに耐えうるだけのPCがその時代にはなくて、すでにXPが発売されているころのPCではサクサク動いてしまうという面白い現象が起きていたわけですね。まあ、当然そんな奇特で、どうしても16bitじゃないと動かないソフトって、特にゲーム系は多かった気がしますけど、ビジネス向けソフトなんかはすでに32bitベースで作られてた時代だったので、問題なかったとも言えます。でもWindows95版のときメモとか、Windows11でも別に動くんだよなぁw
Windowsって、割と転換期にトンデモなOSを出してくるときがあるんですけど、それってパワーで解決する以外の方法がなくて、例えばXPの次だったVistaは、FF11ユーザーなら大丈夫だけど、普通のPCではまず動作困難と言われるぐらいにグラフィック周りにDirectXの視覚効果を使ったりしましたし、タブレットPC時代を先取りしすぎてタイルUIを前面に押し出して失敗した8や8.1、そしてTPM2.0問題で未だに推奨スペックが定まらないWin11など、ユーザーからしたら迷惑だけど、実はPC全体のスペックの底上げをすることが出来たことが、後年影響を与えたと考えるところが多いんですよね。
多分僕ら40代前半の大体のユーザーが98SE→XP→7→10→11という遍歴を辿っていると思うのですが、Meが稼働した時代は、実は2年を切っているんです。Pentium4前夜ぐらいに登場し、Pentium4がDDR SDRAMで使える頃には販売終了しているということからも、当時のMSがいかに16bitOSを切りたかったか分かるようなエピソードではあります。そしてXP、7、10にわたる長期政権で約20年程度はOSの変化がない状態が続いていたということになります。2000の見た目を良くしたXP、Vistaを安定させた7、ほぼ完成形で登場した10と、中身はそれほど変化してないけど、毎月のように1GB近いアップデートがある今のWindowsに比べると、Meの時代はまだおおらかで、それまでの3.1時代からの終焉を見るには、ちょうどいい時代だったのかもしれません。とか思うじゃん?残念ながらTo Heartもときメモもコンシューマー機でまんまリメイクされちゃうんだぜwwwでも、エロゲ需要もそうだけど、この前のFC-98の話じゃないですけど、16bitOSやMS-DOSでしか動作しないPCのメンテナンスモデルとしては、この時代のPCはギリギリ行けるんですよね。なので、Meは知らなくても、98のインストールぐらいは覚えておいても損はないと思いたいです。でもFDDがないから、起動ディスクが作れないとかね。
しかし、未だにWin98/Meのドライバーを配布している会社って結構あるんだなって思いました。NVIDIA、2005年12月までなんだかんだで更新してますけど、これはGeForce FX5000系とかをサポートしてるんだろうかw
おしまい
by aru32to | 2024-12-29 22:11 | 想い出話 | Trackback | Comments(0)


