ぷちレビュー 2023/04/30(WH-1000XM5の実機簡易レビュー)

- Bluetooth製品の宿命。売るときにはデフォルト名称に変更しておくこと。(前ユーザーのフルネームが入ってたので)
- マルチポイントがLDACだと出来ない。別に困ることはないけど、WF-1000XM4で使えるんだから、出来るようにする努力をして欲しい。
- 音質重視のLDACで、近所をウロウロする分には切れない。受信アンテナが進歩してると思う。
- ほぼデフォルト設定でも低音強め。ANC ONでさらに強くなってるイメージあり。一応イコライザーをいじることでそれなりに下がるけど、それだと足りない。
- 音圧強めだったり、音量が大きかったりすると、急に音に個性がなくなる感じあり。細かい音はよく聞こえるのに、リズムなどがぼやける感じがある。
- 単音の表現がきれい。インストゥルメンタルやピアノ・ソロなど、局所的にN5005並の高音や中音も出せる。
- ANC性能は、おそらくBOSE系の製品を除けば、最高レベル。パッシブNC能力も非常に高い。
- フィッティング感が非常によく、WH-1000XM3より軽く感じる。25g差あるけど、MDR-1Aよりも軽く感じる。
まずまず、J-POPなんかを聞くには全く不満はないと思うんですけど、本来の価格や、MDR-1Aとの比較を考えると、ノイズキャンセルに注力したから、少し音は勘弁してよって感じの聞こえ方がするんですよね。バランス接続はあれど、緻密にプログラムされた曲は圧倒的にMDR-1Aのほうが綺麗に聞こえます。MDR-1Aも、クセがないだけで音はやや低音寄りであると思うんですが、にしても、低音が比較にならないほど強い。これをヘッドホンの個性と言っていいのか。なんなら下のモデルで重低音を売りにしているわけで、その辺との兼ね合いが全く出来ていないと思う。光る部分が本当に限られたごく一瞬だけというのは、この価格帯のヘッドホンではありえない。
あとNCをOFFにして聞くという選択肢は最初から捨てている感じ。ハイエンドのヘッドホンなのにかなり音が散らかってる。WH-1000XM3では出来てた部分なだけに、可能性としてあるのは、ドライバーユニットのサイズを小型化したから、という仮説が当てはまると思うんです。いかんせんアクティブ・パッシブの両NCが優秀な割に、音質の悪さが目立たない。でも、毎日のようにある程度のスペックのオーディオ出力で音を聞いてると、結構簡単にバレちゃうようなチューニングがしてある気がしてならないです。多分、音質だけならWF-1000XM4のほうが好みっていう人がたくさん出てきてもおかしくない。
まあ、別にこれで見放すとかそういうわけではないし、本当に着けていて軽いんですよ。夏場に蒸すようなことがなければ、これで十分だと思うんだけど、音だけにフォーカスしちゃうと、少し残念かなというのが感想です。確かにカジュアルスタイル。その割を食うのが音であるというのが、どうなのかなと思います。
いや、SONY製品って、時々そういうダメダメな感じの製品を出す時があるんだけど、旗艦モデルをこれにすると決定した時、WH-1000XM4の音をを聞いた人がちゃんといたのか心配になる。それぐらい、近年のSONY製品じゃイメージ悪いほうかなって思います。
おしまい
by aru32to | 2023-04-30 19:31 | ぷちレビュー | Trackback | Comments(0)


