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最初から存在した、XPERIAコンパクトシリーズを振り返る(懐古シリーズ)

画像なしで延々と文章で語っていく、懐古シリーズも4回目です。
今回は、調べてみたら、なんとX10時代から存在していた、XPERIAのコンパクトシリーズを思い出してみる回です。
(mini、もしくはCompactと付いているモデルを挙げていきます。インチサイズではないことを予めご了承ください。)

まず、XPERIA X10に対する、XPERIA X10 Mini、そしてこれをベースにスライド型キーボードを付けたXPERIA X10 Mini Proという2モデルがリリースされていました。
これはX10とは違い、Snapdragon S1 MSM7227というSoCを搭載。割とこの頃の海外端末には搭載されており、イーモバイルのテザリング出来るAndroidスマホであった、Pocket WiFi Sシリーズと同等です。ゆえ、Android2.1でも動作が重い感じでした。2.55インチと下手すれば今の大型スマートウォッチにあるかもしれない液晶サイズで、UIもアイコンが3X3ぐらいで表示されるなど、今発売されたら確実にDAPと間違えるようなモデルです。ちなみに、このサイズは近年のDAPであるHidizs AP80シリーズにかなり近い液晶サイズです。
2011年、arcの登場に対応する形で、rayの登場。3.0インチの細長く、物理ホームボタンにセンサー式の戻るボタン、タスクボタンの3つと、2011年モデルとしてはやや特異な形で登場しています。rayは、arcシリーズとほぼ同時期に並行開発されたこともあり、Snapdragon S2 MSM8255を搭載しています。したがって、この頃は好みのサイズでスマホを選んでも、性能的にほぼ変わりないという時代でした。3.3インチながら、モダンな形になりました。国内ではドコモから、SO-03Cとして発売されています。
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手元にグローバル版の背面パネルをが付いたrayがありましたので、XPERIA 1 IIと並べてみました。確かに小さいですね。このサイズを、今の技術で作ることが出来ればいいんですけどね。
一方、前年に続いてminiシリーズも続投。miniとmini Proも、arcやrayなどと同スペックで、rayと同じようなボタン周り。スペックもほぼrayと同じですが、miniシリーズということで、丸っこいデザインになっています。こちらはminiが、SONY mini S51SEとして、イーモバイルから発売されています。実は、XPERIAではありませんが、国内SONYのスマートフォンとして、最初のSIMフリー端末となっています。
似たようなアウトドアモデル、Xperia Activeもこの年に登場しています。こちらはボタン周りがすべてタッチセンサー式になるなど、のちの2012年モデルに近いデザインとなっています。

2012年、この年は小型モデルを乱発するような感じでした。
まず、XPERIA NXやXPERIA acro HD(日本国内モデル)に対する、XPERIA U。当時4.3インチの液晶となっていたNXシリーズに対して、ほぼNXと同じデザインながら3.5インチ液晶を搭載。ボディにクリアパーツを使い、イルミネーションのように光るギミックがあったり、スマホのタッチセンサーボタンの下のパーツの差し替えで、ボディーカラーを変えることが出来ました。残念ながら日本では未発売です。
続いてXPERIA sola。Active系のデザインを採用しています。防水モデルとして、XPERIA goも発売。さらに小型モデルであるXPERIA tipo、続いてXPERIA miroをリリース。この辺のXPERIAは矢継ぎ早にこういった派生モデルをどんどんリリースしていましたが、いずれも日本では発売されませんでした。
そして、rayの後継モデルとして、XPERIA SXが登場。日本では初期のLTEモデルとして、ドコモからSO-05Dとして発売されています。発売されるやほぼ完売が続き、あっさり販売終了してしまったこともあり、入手することはありませんでしたが、使っていた知り合いいわく、バッテリーの持ちが悪くて、常時3つ持っていたという話を聞いたことがありました。Snapdragon S4 Plus(デュアルコア)を搭載し、パフォーマンスは悪くなかったようです。
ちなみに、2012年の終わりには、XPERIA Vのローカライズモデルである、XPERIA AX/XPERIA VLが発売されています。これも120gで4.3インチながらかなりスリムに出来ていて、他のメーカーのモデルに比べると、かなり小型に思われるサイズではありました。

2013年、XPERIA Zシリーズの登場。そんな中、ひっそりリリースされていたのがXPERIA E。その頃はすでに5インチが主力の時代だったので、3.5インチの同モデルはかなり小型に見える感じでした。しかしながら2012年の廉価版モデルと同様のスペックだったこともあり、これも日本では発売されませんでした。同じく4.0インチのXPERIA M。これはZシリーズのデザインを一部取り入れたモデルでしたが、やはりこれも日本では発売されませんでした。
そして、Z Ultra、Z1とリリースされ、XPERIA Z1ではついに170gを超える重さとなり、SX以来の小型モデルはなかなか発表されないままでしたが、年末にXPERIA Z1 fという名称で、ドコモ専売のコンパクトモデルが発売されます。これは、Z1のスペックをそのままコンパクトサイズにしたもので、液晶サイズが4.3インチHD液晶、それとフルセグチューナーからワンセグチューナーへの変更のみで、見事に小型モデルとして成立させました。年明けにグローバルモデルであるXPERIA Z1 Compactとして登場。Compactという名称は、このモデルが最初となります。
その後、2014年夏モデルとして、同型ながらマイナーチェンジされたXPRIA A2。ACEで復活することになるLavenderボディは、ここで一度見納めという感じです。

そして、ついにメインモデルの1台として、日本のXPERIA人気がピークだったのが、XPERIA Z3、そしてXPERIA Z3 Compact SO-02Gです。
2014年の冬モデルとして登場。液晶サイズは4.6HD液晶。そしてSnapdragon801-ACを搭載し、重さ129gと、名実ともにハイエンドコンパクトの頂点にあったモデルだと思います。惜しかったのは、メモリとストレージで、2GB/16GBしかありませんでした。発売一ヶ月という、かなり早い段階でMNP一括0円でばらまかれるというモデルでもありました。
これもマイナーチェンジ版として、XPERIA A4が登場。
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左がXPERIA A4、iPhone 12 miniと比べても、更にコンパクトです。この頃のiPhoneと言えば、iPhone6。まだiPhone 5シリーズが多数派だった時代であり、Androidとしては小さいけど、iPhoneに比べると大差ないサイズではあった、とも言えます。

2015年冬モデル、XPERIA Z5、Z5 Premiumとともに登場したのが、XPERIA Z5 Compact SO-02Hです。
これも主要なスペックはZ5シリーズと同様で、Snapdragon 810を搭載。4.6型HD液晶、ストレージは32GBになった一方で、メモリは2GBのままでした。
重さも10g程度増えた138g。先代モデルより重くなってしまった点や、S810搭載という点もあり、売れ行きそのものは悪くなかったようです。
XPERIA Z5 Compactはついぞ使うことなくここまで来てしまいましたけど、機会があればちょっと欲しいなあ。

XPERIA Z Compactシリーズはここで一度幕を下ろすわけですけど、その後登場したXPERIA Xのスタンダードモデルは5インチと、それまでの5.2インチを若干小型化して登場しています。しかし、これはまだ復活前の序曲みたいなものでした。

2016年、XPERIA Xシリーズ登場とともにシリーズラインナップは再編され、X Performance/X/XAという3種類になりました。コンパクトモデルはなく、X PerformanceがS820搭載、XがS650搭載、左右ナローベゼルが特徴的なXAは Helio P10搭載。すべて5インチでスペックに差を付けたラインナップとなりました。
同年、更にラインナップを刷新し、Xの上位に当たるXZシリーズが登場。こちらがその後はハイエンドを担うことになりますが、それと同時にXシリーズの小型モデルであるX Compactが登場します。こちらはS650とXのスペックを踏襲しながら、4.6インチ、135gに抑えるなど、それまでのハイエンドシリーズとは違い、どこかチープ感漂うモデルでした。これも、ついぞ縁のないモデルでした。

2017年、XPERIA XZシリーズにもS835が搭載され、XZ Premiumに続いて、秋~冬モデルに登場したのが、XZ1と、同等スペックとなったXZ1 Compactでした。ハイエンドコンパクト復活となり、Z3 Compactあたりからの買い替え需要も見込んで、かなりの台数が出回っていました。結局、売れ残ってしまう機種にはなりましたが、S835搭載で、143gに抑えた筐体、唯一の弱点はHD液晶と言われるほど、完成度は非常に高いと思いました。これは1年以上使っていましたが、今でも安ければコレクション入りさせてあげたい1台となっています。

続く2018年、XZシリーズの一つとして登場したのが、XPERIA XZ2 Compactです。液晶は5インチながら18:9となり、晴れてFHD化され、S845搭載と、正真正銘のハイエンドモデルとなりました。しかし、コンパクトサイズとは裏腹に、なんと163gという重量級。その当時のGALAXY S9が163gと考えると、何のためのコンパクトモデルかよく分からないモデルとなっていました。これも購入はしたものの、結局半年ぐらいで売却しています。
熱心なファンの中でも、このXZ2 Compactは全くコンパクトモデルではないという評価がされ、その形状とともに、あまり人気のでない機種となりました。

さて、このあとXPERIAは明確なCompactモデルを発売していません。
一応、後継モデルとして世に出ているのが、XPERIA ACEシリーズ。初代は5インチ、現行のIIは5.5インチです。どちらともXPERIAの名で売られているODMモデルではないかと思われますが、性能は最低限となっています。この点では、S835搭載のXZ1 Compactでも十分通用するレベルでしょう。
続いて、2020年にはXPERIA 10 IIというミドルエンドモデルも登場。6インチ液晶ながら、151gとかなり軽量。XZ2 Compactの163gを考えると、サイズはコンパクトではありませんが、十分軽量なモデルとなっています。
そして、XPERIA 5シリーズ、これも重量という問題にはなりますが、163gながら、6インチハイエンドモデルとなっており、他社のハイエンドと比べてもそれほど劣るような感じではありません。初代5はS855、5 IIはS865、そして若干重くなり168gとなったS888搭載の5 IIIと、サイズは維持しつつハイエンド性能を引き出せる仕様となっている点で、コンパクトハイエンドではないものの、スタンダードハイエンドの体裁は一応守っている感じです。

結局、サイズが大きくなっているスマートフォンにとって、今は5インチのモデルですら画面サイスは小型です。そういう意味で、廉価版のACEシリーズは必要最低限ながら、よく出来ているモデルです。ただ、小型軽量を目的として製作されていないというのがポイントです。
そういう意味で、SONYの考えるコンパクトサイズは、21:9の6インチなのかなと思ったりします。10 IIの151gはサイズ比で非常に軽いモデルですし、5シリーズも160g台をギリギリキープ出来ているなど、苦労の後は見えます。
今後、仮にSONYがコンパクトモデルを出すとしても、予測の域ではありますが、10シリーズのコンパクトモデルになるんじゃないかと思っています。ハイエンドモデルは、もうSONYの技術では5シリーズ程度までしか作れない、あるいは作ってもメリットがないというのがその理由です。それであれば、まだ普及帯の10にコンパクトモデルを作ったほうが、ACEからのランクアップ組、あるいはそれ以前のCompact組からすれば、非常に手に取りやすいのではないかと思います。まあ、妄想の域を脱しないですね。

いつか復活するであろう、XPERIAのコンパクトモデルシリーズを願って。



おしまい

by aru32to | 2022-02-08 22:00 | 懐古シリーズ | Trackback | Comments(0)

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