雑記 2021/09/18(WF-1000XM4の簡易レビュー)

正直なところ、まずHeadphones Connectをインストール、その後普通に使うのですが、そのHeadphones Connectを入れて運用するというのがポイントで、これを入れないでLDACに強制的にLDACには出来ないところがポイントなんですよね。無論、iOSではAACまでとなります。基本的にLDACで使うことを前提としない場合は、もっと音のいいTWSイヤホンはいくらでもあるし、実際、音としては上品にまとまりすぎる感じがします。しかし、1発のダイナミックドライバーでこれだけ表現できるものだなと感心する。あとはDSEE Extreme(Headphone Connect版)がだいぶ輪郭の強調をしてるので、刺さる感じの曲でもだいぶ丸く聞こえているというのは大きいですね。
多ドラにありがちな散らかった感じも、好みとしてはありだし、実際Q2sとはキャラがかなり違います。どちらかと言えばAKG N400の音作りに近い感じはあります。あれもモニタライクな感じでしたが、その一回り大きくくるんでしまえるぐらいの音域の広さがWF-1000XM4にはあります。したがって、WF-1000XM3のようなややドンシャリサウンドではない感じで、キャラが変わっている感じはあります。ただ、出そうとすればドンシャリも出せるってのがまたスゴイところで、エコライザに追随できるポテンシャルもあります。
ANCとPNCを前提として、猛烈にNC機能ができてるのも大きなポイント。これは、おそらくパッシブ側のNCであるノイズアイソレーションイヤーピースの性能が良すぎるため、他の選択肢を選ぶことが出来ない感じがあります。確かにSedna Earfit XELASTECあたりをつけると、音が変に抜ける感じがして、しっくりこない感じがあります。で、結局は同じような素材のCrystalline AudioのCrystal Tipsあたりが音の通りがいい感じです。この辺は音質を重視するならイヤーピースの交換もいいけど、NCを重視するなら純正のノイズアイソレーションイヤーピースを使うのがいいと思います。コンプライとかは最近ご無沙汰ですけど、まだまだパッシブなノイズキャンセルでは低反発素材のほうが一枚上だなと思いますね。あとは好みですけど、Sedna EarfitのAZLAあたりが音質では上回るけど、パッシブNC能力が著しく下がるというのもあり、このあたりは悩みどころですね。
で、LDACの接続性なんですけど、実際すごく悪いわけではないんですけど、音質重視にしてLDACにした後、開発者メニューでビットレートをベストエフォートにすることで、かなり改善することがわかりました。AACやSBCとそれほど大差はないですし、なんならFOSTEX TM2(aptX TWS+)やDR-50 PRO(LDAC)なんかよりも接続性が悪いのは目に見えていただけに、そこを見落とさずに設定してあげれば、あとはピーク時に音質重視の990kbps出ますよっていう感じになると思います。まあ、そこまでしてLDACにこだわりがなければ、正直これを買う意味があまりないし、ノイズアイソレーションイヤーピース+WF-1000XM3でも近しい効果を得られるのであれば、それもオススメだと思います。
しかし、今回AppleがAirPod Proを出さなかったことで、WF-1000XM4は今年以降のスタンダードにはなりそうな感じがあります。そこを考えるとどうなんだろうなあ。これを3万で売ってしまうSONYがおかしいと考えるか、これがスタンダードな時代のアイテムで、向こう数年を戦っていくことは十分にできるけど、WF-1000XM3も今や中古で1万もしない時代で有ることを考えると、もう1年ぐらい待ってもいいような気はします。1年経てば、LDAC対応のTWSイヤホンも多く登場しているとは思います。結構本気で思っているのは、1moreが出していたEHD9001TAのスペックであるANC+ハイブリッドドライバー、もしくは中華TWSイヤホンお得意の多ドラ構成をSONYが作ったら、どんなものができるのかというのは興味があります。まあ、WF-1000XM4はあくまでメジャー層を一気に取り込むための先兵であり、そういうマニアックな方向のモデルを出して外すまでがSONYのお家芸なので、あわよくばXBA-300のように、3BAドライバー+ANCなTWSイヤホンとか作って欲しいですね。なんか、こういうのはHibyとかが作るんでしょうけどね。
まあ、総評としては迷わず買えなんですけど、3万出して得られる環境を持っていないと意味がないので、LDACに対応したXPERIA2019年モデル以降、あるいはウォークマンのA100シリーズ以降を持っているなら、TWSイヤホンの最適解になるとは思います。
あと、これ言っちゃおしまいだけど、そもそも有線並であって、有線で接続しているAKG N40の音質とやっと同等クラスになってきたかなと考えるのが妥当なところです。その辺、まだN5005並まで行くには、無駄なバッテリー消費との戦いもあるだろうし、絶対に作らないだろうなあと思いつつ。
おしまい
by aru32to | 2021-09-18 20:44 | ぷちレビュー | Trackback | Comments(0)


