雑談 2021/04/02(HDDはなくならないけど、SSHDと呼ばれなくなった)
会社のPCがあまりにも遅いという理由で、ほぼ衝動的にThinkPad X1 Carbonを買って、ようやくセットアップして会社で使えるようにしました。まあ、それはそれとしていいんですけど。
まだSSDが高かった頃、折半という形で登場したSSHDというストレージがありました。2013~16年ぐらいのHDD搭載のハイエンドで、1~2TBぐらいの大容量モデルは大抵搭載していたと思います。
SSHDにも2種類あって、本当にSSDとHDDを両方載せちゃったタイプ。これはウェスタンデジタルが1種類だけ発売したモデルでした。
結構構造が凝っているのがポイントだったんだけど、これは完全に未来のストレージのまま、結局はこれ以上の発展を見ることなく終わりました。まあ、現実問題としてこの頃の2.5インチHDDも9.5mm幅で2TBは実現していて、それから10年近くも最大容量は2TBのままです。プラッタ枚数を増やして容量を増やしたタイプは、15mm幅というトンデモです。その間にSSDは同じサイズで8TBなんてのもありますから、いずれにしても短い期間で終わっていたであろうストレージです。
一方、現在のSSHDは、キャッシュとしてSLCやMLCなど、書き込み回数で圧倒的に耐久性の高いメモリを4~8GB程度搭載し、ここにブートローダーなどを保存して、起動を高速化するというタイプです。今やそのような性能のものも少ないとは思います。速度はそこそこ速いというレベルで、こちらは今でもたまに見ることがあります。しかしながら、HDD側のキャッシュメモリも今や大容量HDDであれば、512MBもの容量。1TB程度のHDDですら、128MBものキャッシュメモリが搭載される世の中です。
もっとも、もう2.5インチのドライブを搭載するようなノートPCはかなりまれで、SSDが主流、そしてスリム化、M.2規格へと向かっているので、そうなるともう企業向けのメンテナンス性に優れたPCばかりがHDDを搭載することになります。
3年前ぐらいの予測だと、HDDの容量対価格とSSDの容量対価格が逆転するのが、だいたい2021~22年頃と言われていました。しかし、半導体不足の余波もあり、結局大容量のHDD、システムドライブのSSDという棲み分けが続いています。そのHDDも、厳密には一昔前のSSHDに迫るアクセス速度を持つレベルとなり、結果的にSSHDという言葉が死語になりつつあります。
個人的には、3.5インチのHDDの形を模した、最初のSSHDの復活を望みたいです。ただ、どっちにしろシリアルATA接続になるだろうし、絶対的な速度ではM.2には勝てないだろうから、そこを考えると、やっぱり悩みどころですね。まあ、あるいはHDDのキャッシュメモリに128GBぐらいのSSDを積んでしまって、HDD部にはコンパニオンチップでアクセスするという方式でも別にいいんじゃないかって気もしますけどね。それを制御するファームウェアが限りなく無理なんだろうなあ。
おしまい
by aru32to | 2021-04-02 22:19 | 雑談 | Trackback | Comments(0)


