2年越しにXPERIA XZ2を使ってみて思った、妙なしっくり感の件

正直なところ、XPERIA XZ2はおおよそカタログスペックほど悪い感じじゃないと思いました。
今回は、なぜXPERIA XZ2が悪くないと思ったのか、その理由を少し書いておこうと思います。
1.見た目よりも持ちやすく、重量バランスが非常にいい
XPERIA XZ2 Premiumの最大の弱点は、5.7インチながら16:9の4K液晶を搭載した関係で、サイズがやや大きくなったこと。さらにカメラモジュールが特殊だったため、最終的に230gという超重量級のスマホとなってしまったことです。前に、単なる詰め込みによるプロトタイプの製品化と書いていますが、これは「サイズの割に重い」という問題となるわけですね。
同じくXPERIA XZ2 Compactもしっくり来なかった理由は、サイズが小さい割に、163gと割に重いことです。ちなみに163gあたりだと、XPERIA XZと同じ重さであり、相対的なサイズで行くと、XPERIA XZは重いと感じなかったので、その点ではXZ2 Compactも失敗といえます。分厚いのも問題だったかもしれませんね。
一方で、XPERIA XZ2は見た目通りの重さという点が、しっくり来る大きな理由じゃないかと思います。153x72x11.1、198gというサイズが、脳内で一致しているサイズなんだと思います。アンビエントフローデザインであるがゆえ持ちやすいのですが、おそらくその曲線のRが他のシリーズと比べて緩やかな感じなので、持ちやすいので、重さが苦にならないという感じなのだと思います。液晶サイズも18:9ですし、そこも大きく影響してますね。
この理論、例えばRed Magic 3のように6.65インチの超大型液晶搭載にして、215g。でも、それほど重いという感じがしなかったんですよね。これがまさに相対的なサイズからくるイメージと、実物がそっくり合ったから、苦にならなかったという感じです。
そう考えると、ある意味ラインナップをXZ2だけに絞ろうとしなかったことが、なんとなく失敗という感じもしないでもないです。(SBは問題なかったと思いますけど)
ただ、通話などで、長い間耳に付けるなどをしていると、やっぱりキツイですね。
2.S845世代で、メモリ4GB/ストレージ64GBと、最低限のスペックになっている
だいぶ批判を浴びた、メモリ4GB/ストレージ64GBですが、確かに海外のDual SIMモデルに6GB/128GBというモデルがあったと思うし、逆に日本仕様のモジュールを埋め込む必要がある以上、やむなしな気がします。まあ、フルセグチューナーなんて本当にいるのか?って思いますけどね。
とはいえ、ハイエンドにPremiumがあった以上、日本国内でのXZ2は、4GB/64GBが精一杯だったのではないかと思います。ストレージに関してはmicroSDがあるので、それは問題ないんでしょうけど、やっぱりメインメモリの4GBは、今のAndroid 10だとややきつめな感じはします。これもタスク管理さえしっかりしてしまえば、4GBでも十分快適です。
当然ながらハイエンドなので、S845が現在でもパワー負けすることはありません。
3.その他、かんたんな感想
やっぱり、この機種最大の問題は、指紋認証センサーの場所なのかなと思います。電源ボタンとほぼ同じ位置に配置されているのが良くないです。
普通のスマホの感覚で触ると、カメラをずっと触ってるような感じになり、位置としては失敗な気がしますね。
音量ボタンの隙間もちょっと気になります。なんかベコベコしすぎてる気がして、防水とはいえ、このような感じなのは残念ですね。
Premiumのときにも思ったんですけど、Qiの受信口が下にありすぎな気もします。入れる場所がなかったとも考えられますが、案外すっぱりとUSB給電だけにしておいたほうが良かったかもしれませんね。
ゲームをやり続けてると、数十分に1度ぐらいとんでもない処理落ちが発生することがあります。
ゲーム共通でそんな感じなので、おそらくはピーク性能で延々と動作させることは考慮されてないのかもしれません。
理由がよく分からないのが怖いですけど、メモリ容量が4GBなのが響いてるのかなって気がします。
4.まとめ、この世代ではマシな方、ただし2018年モデルが史上ワーストなのは変わりない
食わず嫌いはいけないと思いますね。2018年XPERIAは結局のところ、一番マトモだったのがスタンダードなXZ2、あるいは後継機であるXZ3なのが、なんとなくわかった気がします。好みはあると思いますけど、普通の液晶であるXZ2と、6インチに拡大されたXZ3は、ほぼ同じものと考えていいと思います。まあ、当然XZ3のほうがいいのは分かるんですけど、フロントパネルまで同色統一されてるXPERIAのハイエンドモデルは、XZ2で途絶えてるので、その点も考慮していいようなモデルでしょうね。
ただ、いうほど重くないだけで、重いんです。
これがXPERIAかといえば、XPERIAじゃないんですよね。路線変更したうえででの、原点回帰、のちブラッシュアップというのは、流れとして間違っていないんだけど、XPERIA ULやXPERIA ZL2なんかに見る丸いXPERIAは、2013年のZシリーズ以降では異端だったわけで、そのへんが分からないメンバーが間違った方向へ意欲的に動いた結果が、2018年モデルだと思ってます。
XPERIA 1 IIみたいに方向性が修正出来たんだから笑い話で済むだけで、いつまでも黒歴史化せず、ワーストケースとして語り継ぐのも必要ですね。
おしまい
by aru32to | 2020-04-11 16:01 | XPERIAの話 | Trackback | Comments(0)


