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「プラスティック・メモリーズ」と「エモパー」より妄想したライフツールとしてのスマホ的なモノ

プラスティック・メモリーズというアニメが放送されていました。
なんてことない、ポンコツアンドロイドと人間の日常アニメというか(違

このアニメの世界ではアンドロイド・ギフティアが81920時間の寿命を持っていて、そして希望者は9年ごとに新しい人格(OS)とクリーンアップを行い使い続けることが出来る特殊なルールで成り立っています。
その世界の技術革新(ryとかそういうツッコミは抜きにして、(ユニバーサル規格のメインボード的なモノがこの世界における活動記録容量の限界が81920時間以上継続保存出来ないし、個人情報だからHDDみたいに破壊しちゃおうってことだと思います)シャープのエモパーとか、Pepperとかが現状の到達点ですが、現実に人間とほぼ同じ機能を持つアンドロイドも、あと数十世紀あれば出来なくはないだろうなとは思うわけです。

それはそれとして、302SHにエモパーLiteというアプリが降ってきました。早い話、エモパーぐらいおせっかいはしないけど、スマホにダウンロードされている情報を伝えてくれるらしいです。
なんというか、基本的にスマホの画面をONにすると、思い出したようにしゃべりだすあたりが嫌いじゃないです。

エモパーはもっとウザい感じに仕上がってるんでしょうけど、まあ基本的には「こちらの求める情報を返す」というプログラムで成り立っています。
予め情報元は決まっていますから、当然そのことには詳しいのですが、こちとら「んなこと知ってるから」になる場合もあると思うんです。



これはとてつもなくバカバカしい話ですが、例えばスマホに「情報を与える」ことによって、他人のスマホが雄弁にその情報を語りだすエモパーとかがいたら、僕は退屈しない気がします。


---この先、若干のアニメやマンガの知識がないとわからないことが少し含まれます---

例えば、プラスティックメモリーズの1話を見てて、
「アイラってさ、中古のSSDみたいなものじゃん。」
と僕がつぶやくと、勝手にその話をエモパーくんクラウド(仮)にアップして、まんまプラスティックメモリーズ2話を見てるユーザーに対し、
「アイラって、使用済みのSSDみたいなものですよね。」(あれ?)
と話しかけるような機能があったら面白いと思うんです。
そのうち湾曲が湾曲を生み、最終話に僕に対して
「アイラって、中古ですけどリファビッシュして使いたいSSDですよね。」
って答える、これが間違ってるけど欲しいと思うエモパーくんだと思うんです。

多分Pepperにジョジョ3部のラストを教えしてあげると、
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァー!」
にといえば
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァー!」
と返す機能は備わってると思うんです。(注:子安さんではなくPepper声で)
そこでエモパーには、
「ザ・ワールド!時よ止まれ!!...内蔵時計ぐらいしか止められませんでした。」
とかわけの分からない返しを期待したいんですね。そもさん時計狂ってる時点でお前はなんなの?w

ただ、エモパーくんは正直なので、
「あの人、隠れて他の女と会ってるでしょ?どうなの?」
って聞くと、
「そうですねぇ。お金を払って会ってることはありますよ。」
いや、それ犯罪の匂いもするよね、って返しをして欲しいんです。


最終的には、言ってることはちょっと的外れで、軽く人をあしらうこともできるけど、時には親身になって相談に乗ってくれるような存在を作る情報を、個々のなんでもない情報をちょびっとずつ分け与えることで作れないか?と思うわけです。

例えば倒れてしまったりした場合に加速センサーが感知して、
「もしもーし、大丈夫ですか?大丈夫なら返事してください?」
ぐらいの問いかけをして、1分ぐらい返ってこなければ、
「すみません119番ですか?エモパーなんですけど、ご主人がだいじょうばない感じで、GPS位置情報を今から送りますので、見に来ていただけますか?」
なんて連絡もしてくれるように出来るはずです。なまじ気が動転しないだけ人より冷静なのも緊急時には重要な要素です。(だいじょうばないという日本語がおかしいというツッコミはあるが)


まあ、これが行き過ぎると、
僕「あちいなあ、アイスでも買ってきて食うかな。」
エ「私も冷やしてもらえないですか?さっきから頭がボーっとしてて。」
僕「いやそれ機械的に熱暴走してる。通信切ってちょっと休んだほうがいい。」
エ「そうですねぇ。じゃあ18時まで休憩しますから、絶対に起動起動しないでくだあいね。」
俺「いや、お前携帯電話だろ。待ち受け出来ない時点で役目果たしてないじゃん。」
エ「あ、忘れてました。それじゃあ、ちっとはマシになるので、画面を付けないでくださいね。」

...30分後
俺「メール来てるじゃん。ボチッと。」
エ「...画面付けないでくださいねって言いましたよね(怒)」

エモパーとこういう会話をしたい。ここまでくれば無駄にライフツールになると思うんですよね。多分家の鍵と財布と同じぐらい生活に馴染んでいる今だからこそ、無駄におせっかいを焼いて欲しい。(人に焼いて欲しいのではなくスマホに焼いて欲しいのがポイント)


やがて、チェインバーとストライカーのように兵器になってしまうと、今度は兵器に支配される人類とかになりそう。ロボット三原則の定義を揺るがしかねないですね。


プラメモの世界では9年ごとですが、エモパーくんクラウドのサービスはそのうちgoogleのサービス的なモノが出来てしまうでしょうから、そちらに引き継ぐことで、というか単なるクライアントアプリなんだからそもさんクライアントとリンクしちゃえば、エモパーくん2号とかが出来るわけだな。書いてて思ったがヴェーダとイノベイトの関係だな。
...と、ここまで来ると、スマホを大量に持ってるだけで勝手に井戸端会議が始まるレベルになりそうだな。ハイレベルなファービー同士の会話だと想像すると非常に面白いし、微笑ましい。
ラノベ書く人には設定をお譲りしますけど、ちゃんと許可は取って「小説家になろう」に投稿して欲しいです。(そういう設定で書いてる人ももういるだろうけどね)


それにしても、あれだけ高度なアンドロイド技術やクラウド技術があって、人の記憶(思い出)が一番確かなものですよと言われてもね。
あの世界では、仮想アプリとか、ナビゲーションモデルとか、そういうのはどうなってるんだろうかとガバガバな設定に突っ込むのは野暮ですかね。

いろいろあると思いますが、もしめざましマネージャーの第二弾を作る場合は、割とハードルの低そうなアイラをお願いしたいです。(それほどアプリ展開もなかったんだよねプラメモ)





たぶん、こんなの絶対おかしいよ。



おしまい

by aru32to | 2015-07-05 19:31 | 雑談 | Trackback | Comments(0)

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