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VAIO Z(VPCZ11)レビュー

2本目、悩むまもなく、先代のVAIO Zである、VPCZ11のレビューを載せたいと思います。

これは数回に分けて色々解説したので、文章が繋がらない感じなんです。
やや補足や内容変更をしています。
まー今更ながら中古で買うようなPCでもないので、前回同様適当にそういうものということで。

ちなみに買った当初のスペックが載ってなかったので、一応掲載しておきます。

Core i7-620M
PC3-8500 2GBx2
320GB HDD
FullHD 13インチ液晶
MOTION EYE付き
光学ドライブなし
天板 プレミアムカーボン
本体カラー シルバー

普段黒いPCしか使わないので、シルバーというのはなかなか今でも気に入っています。

さ、そういうわけで、どうでもいいようなレビューのスタートです。

----到着直後----

VAIO Z(VPCZ11)レビュー_b0237530_1510176.jpg


到着。
パームレストがシンプルでいい。正直フェリカリーダーとか俺使わないもん。

基本、プレミアムカーボン+シルバーってあんまり人気じゃないので、逆にいいかなと思ったり。
なんか9日到着なんだけど、発売日に届いてしまったのがねw


ファーストインプレッションとしては、
・やっぱりアイコンが小さいかな?とおもったけど、実際X200sなどの変態解像度に慣れてしまったので、そうでもない。
・ファンは爆とは言わないけど、そこそこうるさい。旧モデルよりは少しまともになったと思う。
・一見、色以外で違いが分からないかも知れない。奥さんがうるさい方はいいかもしれない(黒)
・HDDモデルなので、ややレスポンスが気になる。まあ、サムソンのSSDを買ってしまったので、そっちに入れ換える予定ではある。(Trimコマンド対応版)

----SSD換装作業----

VAIO Z(VPCZ11)レビュー_b0237530_15104380.jpg


良い子は真似しないでください。(本気で保証が切れますので、自己責任で)

えーと、まあ簡単でしたね。こんな簡単に外せるとは思ってなかったです。

考察として。
・その際、絶対に順番を覚えておくこと。写真などを取りながらやって行けば誰でも出来ます。
・ちなみに、ネジの長さは3種類。外側ほど長いネジなんですけど、まんべんなく当てはまらないので、難しい。
・普通のプラスドライバーと、精密ドライバーが1本あれば問題なし。
・バラす場合、ねじを抜いた後に本体を開き、手前(タッチパッド側)からガパっとはずせばOKです。ケーブル注意。

MMCRE64G5MXP-0VBのOEM商品(最新ファーム導入済みで、Trimコマンド対応)らしいので、実際には以前使っていたZと条件上は一緒になります。

気づいた点。
・液晶を開いたとき、天板(プレミアムカーボンのせい?)下のあたりが異様に熱くなる。(触れないわけではないけど)
・片手で持てるけど、ThinkPadほど剛性があるとは思えない。構造上もあり、ややしなる感あり。
・なぜしなるのか?というのは、中がスカスカだから。やっぱり右パームレストを片手で持ってはダメ。
・いわゆるマウンターでHDDをつなげているので、フレキケーブルの加工ができれば1.8インチSSD+ドライブということも出来ないことはないかもしれない。(ドライブのコネクタは確認済み)
・相変わらずキーボードの一部キーを強く押さないと反応しない場合がある。(i,o,pなど)俺の問題かも。
・旧Zでは誰得?なカードリーダーは、今回修正範囲内。左パームレスト下にある。
・液晶は、今のところBDなどをみるときに非常に重宝。FHDってのもあるけど、色が気持ち悪いw
・熱い、と思われるのは三角スイッチのあたり。この辺は液晶フレームまで熱くなる。夏は冷却台必須かな。
・タッチパッドは旧Zのほうが良かったかな。なんか時々中心あたりで反応しなくなる。
・Apple MagicMouseと相性が悪いのか?しばしばカーソルがフリーズする場合がある。(デザイン的には旧ZとMacBookProの中間をいっていると思いますのでw)
・USB3つのうち、2つをバスパワーとすればBD-ROMの動作は可能。しかもBD再生可能。USBの外付けHDDならバスパワーは片方でもOK。
・相変わらずなれないアイソレーションキーボード。どうも僕自身が右側の手の守備範囲が広いがゆえの問題かもしれない。まあ、これでプログラミングするわけではないので、特に問題なし。
・重心が悪い。やはりCPU付近のヒートシンクに重心が偏る。そのため、持つ場合はそこらへんを片手で持つのがよいのかもしれない。

非常に細かい点ですが、割に気になる点は多いので、それほど気にならない人はいいですね。
(まあ、それ以前にこれを買ったという満足感でお腹いっぱいになっているはずなので、気にならないと思う)

今後の挑戦は。
・旧Zのドライブを手に入れ、さらに1.8インチSSDを買ってみる。
・フレキケーブルをどうにかMicroSATA変換させ、強引にはめてみる。
・自作でシングルSSD+ドライブ構成を作ってしまう。

ってことぐらいかなあと思います。
ま、絶対にパーツが揃わないと思いますね。(ドライブだけなんて、見たことないw)
なぜ旧Zなのかというと、イジェクトボタンが新型のドライブにはないからです。
どうもHDDモデルとSSDモデルではこの辺の回路が違うらしいので、(HDDはボタンがアプリケーションボタンになっています。)コレを使わずにあけるとしたら、旧Zのモノを使うしかないのです。


とりあえずA列車9はそこそこ動く模様。
旧Zは9300M GSだったというのが足かせだったのですが、今回はGT330Mなんで、そこそこ期待出来るのですが、まあそれはそれで。

考察すると、
・20fps程度まで出す場合、影やLODなどを切るのはもちろん、音を消すことでなんとか解決。
・FHDの場合は、HD+程度まで解像度を落としてゲームをやった方が、綺麗に見える。
・ちなみに解像度を下げても、これ以下はfpsにほぼ大差なし。

T9600のときのスロットリングはないですね。下の三昧下ろし写真や、レビューなどを見るとわかるように、冷却ファン性能がすごいんじゃないかと思いますね。
しかし、全開になるとやっぱり旧Zよりうるさいw(あくまで主観)

あー・・・、なんでこれがVAIOなんだろうなあ。

ゲーム系のスコアね。
FFHigh 8279
MHF 3629
3DMark06 5671
コア475MHz/メモリ1400MHzです。

割りとケースに入れて持ち運びましたけど、天板に早くもキズが出来てしまった以外、特に問題はないですね。
華奢な子ですから、丁寧に扱ってあげたいのはやまやまなんですが、このキズで吹っ切れました。
もー狂ったようにA列車をのべ2日以上つけっぱなししました。もう別に壊れてもいいですよと言わんばかりだったんですが、案外TB3.33GHz(片コア全開。推測する限り高クロックのCore2DuoでもOKだろ)を延々とシバキ上げても、耐えられますね。ひとえにGT330Mの低クロック化と省電力性によることもあると思います。(GalleriaGTはこの間もA列車で放置プレイw)

FHDも普通に使えますし、やっぱりキーボードで、打てない字があることがあるのが気になる。(これはThinkPadの固さでOKなので、アイソレーションに慣れてないことに原因があるんじゃないかと)
基本的な動作や画像、動画の編集なども、解像度ありきで問題なくできますね。

今から買う方には、2.5インチHDD+外付けBD-ROMという組みあわせをお勧めしたいですね。
自己責任+3年保証をフイにする覚悟が必要ですが、自分の好きなSSDを組み合わせて使えばいいだけですし、何よりBDをdot by dotで見られるすばらしさは代え難いですねえ。

とやかくいっていますが、なんやかんやでいいPCです。
高いカネを突っ込んだだけあって、性能もデザインも、なにより軽さが嬉しいですね。

正当な対価としては、確実にそれ以上のものが来るのですが、
コレをモノの基準として見るには、あまりにも高性能過ぎます。
僕はこのblogで何度も書いているのですが、いいモノは基準をたくさんもってこそわかるものなのです。

例えば、X200sが僕の中で最強だということは、このblogでのX200sへの評価でわかるものだと思います。少なくとも、性能においてZには完全に負けるのですが、使い勝手の問題でしょうね。
Zの性能を持ったX200sがでれば僕の中では、おそらくモバイルでは最強だと考えます。
(そもさん、X200sとZはSuperGTのクラスでGT300とGT500ぐらいのクラスの違いがありますが)

とはいえ、ZはそのA4サイズでX200sとほぼ同じ重さ(9セルね)、稼働時間は1/3程度ですが、それと引換にフルスペックのA4ノート並の性能を獲得したわけです。ほぼ納得ではあります。
コレをモバイルノートというのは非常に贅沢な選択肢。床の間にでも飾っておきたい、持ち運べるのに引き篭らせたくなるノートです。(もちろん意味がないのですけどw)

まあ、僕はちょっと異常なユーザーなので、使ってる台数だけで考えればある程度説得力はあると思います。先代より大幅なパワーアップをしていても、歴代のベスト5に入るかどうかは今後の愛着次第かなと思います。
最初の1台にはお勧めできません。どうしてもほしい場合は、店頭モデルを買うことをお勧めします。
これを基準とした場合、今後これ以上のノートPCはZしか出ない可能性が高いので、非常に幅が狭くなります。

一応、今後はEOS 50D用のモニターといった、写真趣味での相棒として使おうかと思っていますが、おそらく50D(レンズ+ボディ)とほぼPCが同じ重さっていうだけで、面白いですね。
今後はAdobe RGB液晶の圧倒的な表現力を見せつけてやりたいですね。(誰に?)
そういった使い方で(RAW編集など)では、間違いなくベストチョイスとなると思います。

まあ、要は適材適所。
今後長く使っていけそうなPCではあると確信しています。


----そして現在----

というわけで、現在は自宅で寝床用PCとして使っています。
T420sが来た時に、ひざ上PCとしてリビングに移動させるという手もあったんですが、結局HDDを数台繋げて使っていた関係で、移動できないままになっています。
寝床用としては画面が小さいのですが、不足はないですし、メモリはPC3-10600の8GB、SSDも128GBのものに交換しているので、光学ドライブがない以外はほとんど店頭購入モデルに近いんだよね。

VPCZ21があまりに期待はずれだったので、VPCZ31には期待しつつ、今回は終わりにしようかと思います。

by aru32to | 2011-11-16 20:00 | Trackback | Comments(0)

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