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# by aru32to | 2022-12-31 23:59 | 業務連絡 | Trackback | Comments(2)

雑談 2024/03/17(柏木由紀というアイドルの話)

なんか、数ヶ月に1度はアイドルの話を書いてるなと思いつつ。

32歳でアイドル歴は17年。普遍を求めないアイドル業界にとって、継続は力なりとは簡単に言えるけど、AKBのコンセプトに一番適合してたような気がします。会いに行けるアイドルの敷居を下げたと言われてるAKBで、それに対応できずに、卒業していくメンバーも多かった中、大きな箱で、満員のファンに見送られる最後を迎えられたことが、なによりの勲章だと思います。もっとも、最後はAKB劇場らしいので、もう少しだけAKBに在籍します。
最初から脱線していく話ですけど、人の偉大さって、死んだとき、あるいは一区切り着いたときに、初めて正当な評価がされる。僕は、誰からも見送られないまま、死んでいくことが理想だと思っていますけど、彼女の卒業とは、それに近い出来事だったかなと。ただ、それでAKBに影響力があるかと言われると、もうファン層は三巡ぐらいしてるから、彼女のファンだけが引き続き追い続けるだけで、多分大勢に影響はないのだろうと思います。
アイドル好きだった少女は、いくつものオーディションを受け、AKBに入るために上京し、そこから5年経つ頃にはその集団でトップクラスの人気になり、いくつかのスキャンダルはあれど、いつの間にか屋台骨として、なにより自分が好きだったアイドルとして、17年もの年月を過ごして来た。こう、半生をドラマ化すると、ドラマチックなシナリオが出来るわけですけど、そんなに簡単にドラマに出来ないであろうことは、すごく多いと思います。実際、ステージで輝くためのレッスンだったり、自分磨きと言えば聞こえがいい努力だったりに、大半のアイドルは時間を費やしている。だから、魅了出来る。それを愚直に出来たからこその17年だった、いや、本人が否定するかもしれませんけど、彼女の場合は、自分の意思で、卒業出来るタイミングを決めることが出来たはず。そういう意味で、グループに属さない柏木由紀像はすでに出来ていることが、卒業の後押しをしたんじゃないかと思うわけです。
20年前では考えられなかったようなことが今は普通に起きてて、卒業ライブに、石川梨華がビデオコメントを寄せるような時代。そういえば、数年前にも、後藤真希とYoutubeで共演してたり、10年以上前には、アイドル時代の真野恵里菜とも紙面で共演したことがあったと思います。自分のアイドル好きを隠さずに公言することで、その時代のトップアイドルとも話が出来るだけのマニアックな一面もあったり。書いていると、アイドルになるべくしてなれた人。先天性の才能ではなくとも、好きだけを極めていけば、その道の達人となるような人。だから、地味でありながら、華やかさがある、不思議な魅力の持ち主であり続けられるのでしょう。モーニング娘。だと、新垣里沙に近いのかな。彼女も、モーニング娘。が好きで、加入できた人。世間一般では過小評価される人ではあるんですけど、歴代メンバーの中でも、モーニング娘。への愛着を話す回数は多かったと思います。やっぱり、僕は安倍なつみの卒業ライブでの、あのコメントのインパクトが強すぎたゆえ、そう思えるのかもしれません。

最初、書こうと思った内容は、職人であり、自己プロデュース能力の非常に高い人という話をしたかったんですけど、色々調べれば、とにかくこの人は小ネタになるようなエピソードが多すぎて、結局うまい具合に着地出来ず。かと言って、キレイな言葉でまとめるには、ちょっとハードルが上がる。この絶妙な感じが、柏木由紀というアイドルであり、その実態なんでしょうね。

たまに話題に出るぐらいがちょうどいいと思います。これからも楽しんで、アイドルを続けてください。アイドルをやめないで欲しいです。


おしまい

# by aru32to | 2024-03-17 13:02 | 雑談 | Trackback | Comments(0)

懐古シリーズ 2024/03/16(Snapdragon 600というハイエンドSoCの話)

昔と言って、まさか10年も前の話だったのかと驚く。

日本のスマホがこぞってハイエンドSoCしか使わない時代がありました。Snapdragon 800の時代。XPERIA Z Ultraが初搭載した、XPERIA史上、おそらく一番輝いていたのが、Z~Z Ultra~Z3ぐらいまでの時代でした。
そんなS800と、S4Proの間をつなぐ役割を持ったSoCが、今回のテーマ、Snapdragon 600の話です。

言わずもがな、現在ではミドルエンドの型番である、S600シリーズ。今とは違い、スマホの体感に対してダイレクトに反応が悪いというS615やS617、多少なりとも性能アップしたS625やS630、飛躍的性能アップでミドルエンドに君臨したS650/S652シリーズ、そしてグラフィック能力も向上したS660/670を経て、現在の690/695、S6Gen1へと進化してきました。
さて、その中で、S600シリーズの元祖でありながら、本来の立ち位置であるミドルエンドではなく、ハイエンドに君臨したのが、Snapdragon 600というSoCです。なんでそうなったのか?
まずひとつに、S800と同時にリリースされたものの、当時はSONYに優先的にS800を流通させたと言われていて、仕方なしにスマホメーカーはS600を使う必要があったということ。さらに日本独特の習慣というか、季節ごとにキャリアはラインナップを更新していた時代でした。このS600を搭載していた代表的なスマホとして、GALAXY S4(日本版)、HTC One、SH-06E、F-06Eなどです。この時、SONYはS600を割り当ててもらえず、XPERIA ZRの派生モデルであるXPERIA Aを発表しています。伝説の初音ミクモデルはこのスマホ。当然1世代前のS4Proを搭載していました。また、LG Optimus it、NEC MEDIAS X、Panasonic ELUGA PなどもS600を搭載していました。この時代、スマホのスペックはほぼ横一線で、如何にユニークな機能を付けるか?という点に重視されていた時代でした。ワンセグが息巻いてたころですね。
あとは、S4ProとSoCの構成があまり変わらず、CPU部のクロックが若干上がっただけのマイナーチェンジであったことなどが、印象の薄いものにつながっていったのかなと思います。でも、モデルナンバーに対して、絶対的にハイエンド構成だったS600を、S800と同時にリリースしたこと。そして、思った以上にS800が出てこなかったことで、仕方なしに採用したメーカーが多かったという感じだと思います。
ハイエンドSoCだけあって、ベンチマークスコアだけであれば、S652あたりとほぼ同等。実際のゲームをプレイすると、案外遅くはない感じはあったものの、S4Proと大差はなかったと記憶しています。もっとも、後年にリリースされているS630以上の地力の強さもあり、見劣りはしなかったとは思っています。(S630って2020年ぐらいまで採用されてたSoCです)

その後、供給が安定してきたS800は、各メーカーでも採用され始め、GALAXY Note3をはじめ、ARROWS Z、AQUOS ZETA、XPERIA Z1などが搭載されます。これを同じ年にやっているんです。
2013年の初頭には、S4Pro搭載のXPERIA Zが絶賛され、夏頃には世界最速でXPERIA Z UltraでS800を搭載、それを現行のZシリーズに統合したXPERIA Z1。これだけのハイエンドモデルが1年で登場するというのは、まれな出来事だったと思います。

今だったら、S8Gen3登場後にも、S8Gen1やS8Gen2を作り続けている(のか、在庫が捌けないのか)ので、その当時は、S800登場後もS600を並行展開していく予定だったのかもしれないです。当時のミドルエンドSoCとしてはかなり性能が高いSoCなので、今でいうSnapdragon 7シリーズに近い立ち位置になれたのかなと思います。ただ、その後のSnapdragon 600シリーズを見ると、当時はそれほど性能は振るわず、S400シリーズとそれほど立ち位置は変わらなかった感じがあったものの、S660あたりから本格的にミドルエンドという立場を明確化し、その後はS700シリーズへと進化し、ミドルローエンド(どうでもいいですけど、この訳わからんクラスの名称はおかしい)の立場として、S690あたりからは、完全にミドルエンドとして十分過ぎる性能を有することになります。果たして、当初のS600シリーズの狙いがどうだったのか、それは、Qualcommのみが知るところです。


さて、僕はというと、この頃には当然のようにXPERIA ZLとXPERIA Z Ultraの2台持ちをしていたので、実を言うと、後年、HTC Oneを購入するまで、使ったことがなかったSoCでした。MNP獲得競争も激化した時代。まして、立ちはだかるはiPhone0円の世界。当然ながら、この夏モデルはMNP一括1円でばらまかれる形となり、それから10年経った今でも、HTC Oneは普通に使えます。厳密には4Gサービス、Googleのサポートは打ち切られているため、動かなくなったらそこでおしまいです。
端末によっては、Android 5.0あたりまでアップデートされたモデルもあるのですが、今となっては有象無象です。これを書いてる本人としては、11年前のSoCなのかということが一番の驚きで、最近までAndroidのサポートがあったこと(Android4.4.4は2023年8月までサポートがあったらしい)に、iOSほどOSアップデートはないけど、サポート期限は案外長いんだなと思ったりしました。



おしまい

# by aru32to | 2024-03-16 23:04 | 懐古シリーズ | Trackback | Comments(0)

雑談 2024/03/16(nubia、日本にやってきてしまう)


昔、一度nubiaの日本上陸の話があったような気がしたんですけど、スルーなのかな。

というわけで、ZTEではなく、nubiaとしてSIMフリー市場に参入しました。ZTEは近年SIMフリー端末を投入していないため、イメージの一新も兼ねて、nubiaでの参入なのだと思います。それ自体はふ~んって話で、あんまり驚きがない印象。というか、2017年ぐらいから使ってたわけで、実際にそういう商品を投入してくれば、おおっ!てなるんですけどね。近年だと、RedMagic 7 Proを買ったのが最後かな。毎回、欲しいけどメインに据えるには心許ない感じだったけど、それでもS835、S845、S855と三世代で合計5台使ってるので、為せば成るといったポテンシャルはあったんだと思います。こと、スマホに関しては、一周回ってXPERIAに帰っているわけで、それが好みというだけなのは、言うまでもなく。とはいえ、昔からnubiaを追いかけてきた人間からすると、やっぱりしみじみと感じますよね。
Z60 Ultraを日本に送ってくれるようになっただけマシで、かつてのようにグローバルサイトから注文して、提供外地域とか言う理由で、お金だけ取られたままという経験をしている人間からしたら、そこまで簡単に手に入るものは、逆にいらないかなって思います。アングラ感が好きだったので。それに伴ってグローバルサイトを見てみたら、日本語のストアが出来ていたというw
ヤバい、119,800円で16GB+512GBのグローバル版Z60 Ultraが買えてしまう。これ、S8Gen3のスマホなんですよ。RedMagic 9 Proほどのパフォーマンスじゃないにしろ、スペック的に劣ってないです。しかし、246gって。あれ、RedMagic 9 Proのが軽い(229g)。

今後ですよね。日本じゃハイエンド売れないので、日本版のローカライズをする意味やら、技適を通して行くだとか、そういうことをちゃんとやれるのかなって思ったり。案外、nubiaブランドでキャリア版を出したいだけという感じもするんですよね。ドコモあたりがZ60 Ultraを販売出来ると面白いとは思うんですけど、まあ、ドコモロゴを本体に入れるなんてもってのほかだと思うので、多分ないよね。

しかし、XPERIAやGALAXYの上位モデルが20万強なのに、Z60 Ultraの119,800円は今まで調べてもいなかったので、すごい割安感はある。けど、多分買ったら負けなんだよなぁ。XPERIA 1 Vでほぼ問題となることはないし、なにより、5万でハイエンドが買えるからお得ってところから、もう2倍の値段になっちゃってるところを考えると、なんとも厳しい感じ。感覚が麻痺しすぎて、それでも安いと思えることが、本気でまずいよね。


おしまい

# by aru32to | 2024-03-16 00:00 | 雑談 | Trackback | Comments(0)