カテゴリ:XPERIAの話( 20 )

XPERIA XZ Premiumに再び夢を馳せることはできるのか?

というわけで、さんざん食傷気味なほどXPERIA関係のblogでは取り扱っているので、もう俺はいいかなとは思ったんだけどね。

まず、最初に言っておきますけど、俺XPERIA XZを手放しました。
理由は台数余剰とか色々あるんですが、ぶっちゃけ LG V20 Proの出来が良すぎたことに問題があったでしょうね。
V20 Pro、XPERIA XZ、nubia Z11とくらべて、どうしてもスペックが1段階落ちる上に、アドバンテージを示される部分がカメラというのは、俺にとって全くアドバンテージにならないからという理由です。結構高いケースまで買ってしまったし、デザインそのものが好きなので、XZはいずれZL、Z4とともに動態保存機にはしようと思ってます。

さて、XZ Premiumですか。
久々に技術の結晶とも言うべき存在が登場していますけど、ある意味ソニーに対する踏み絵みたいなものですよね。問答無用で即購入するやつは、駄目なぐらいXPERIAにやられています。一括でいくらぐらいになるのか。まあ、価格に迷わず予約して諦めますけどね。おそらく9万ぐらい?かな。ちょっとドコモ版買って通話しようとは思えないので、SIMフリー版でいいです。

あれから4Kコンテンツも...増えてないなあ。そもさんこっちはデレステさえ動けばある程度許容範囲だから別にどうでもいい感はあるんですが、S835初号機という理由で十分言い訳を補強することが出来ます。言い訳...
まあ、この夏最強の一角というのは間違いないとは思います。メモリも4GB搭載したしUFSの64GBにもちゃんとなったし、ハード的には後塵を取った2016年モデルに比べると随分マシにはなったと思いますよね。性能は申し分なしなんだよなあまじで。

あとはなんだろう。足りない部分はほとんどないよね。軽量化ぐらいなものかな。ちょっと195gは重すぎる。敢えて背面をガラスに戻す理由もよくわからないけど、やっぱり開発陣でもデザイン的にはZが理想なんだと思うんですよね。どちらかと言うと背面ガラスって見た目はいいんだけど、軽量化出来ない部分であり、XZのALKALEIDOを使用したボディはそういう意味ではデザインと剛性をしっかり合わせた良いデザインだと思うんです。

ダメ出しで行くと、パッと見では、背面ガラスも2.5Dガラスを使ってる感じがするんだけど、これどうにかならないのかな。背面ガラスにするってことは...って何回か書いてるんですけど、ソニーの開発陣は本当にXPERIAを買って使ってますか?って話なんだよね。高級感を高めたモデルって、必ずカバーだったりとかが必要になるんです。例えば、会社からの支給品だから背面ガラスに保護フィルム貼らなくても、壊れたらまた支給されるからいいやじゃわからないと思うんですよ。(ものに対する個々の価値観によるのですが、会社のiPhoneだから壊したりなくしたりしてもヘラヘラしてるやつが多くて本当に嫌になった)
まあ、多分全面カバーみたいなのをまたアホみたいな値段で出すんでしょうけど、高級ハイエンドモデルこそのシンプルさはもう少しこだわって欲しいです。

その他のラインナップ...XA1 Ultraはちょっと欲しいんだけど、このサイズでHelio P20か。スペック的にやや弱い気がするな。S625かS650が搭載されてたら迷わず行ったかもしれないですね。
結構小馬鹿にされた感のあるXZs。最初からメモリ4GBで出しておけばよかったのにね。

ちなみに、今回結構いろいろなblogで見る「XPERIAは年1のハイエンドじゃねえのかよ?」論ですけど、今年のハイエンドは文句なくXPERIA XZ Premiumなんですよ。それが6月だか7月だかに出て、冬にXZ Premium 2nd Genにはならないと思うんですよね。S835の次もまだ話に出ませんしね。
XPERIA XZsを結構ハイエンドと捉えている、メーカーとしてはとってもありがたい方も多いんですけど、マイナーチェンジモデルがその年のハイエンドと言うかどうかはちょっと微妙なところです。ファーストロットに対するセカンドロットかつ改良型という位置づけなら、別にXZが2017年もハイエンドにいる必要性がないです。更に言ってしまえば、おそらく冬モデルであろうXPERIA XZ2(仮称)は単純にXZ Premiumから4Kディスプレイを抜いた5.2インチモデルであることも明確だろうと思います。これが出てもなおXZ Premiumがハイエンドであればいい話であって、解釈の良い方に捉えるとこうなるということですね。

ところで、今年はいわゆる本当のミドルエンドである、XPERIA Xの後継機がありませんでしたね。考え方としてはXZがスライドするという見方も出来ますけど、X Performanceって名前も嫌いじゃないし、もっと軽量化できればあれでも十分成功する可能性はあったんで、そこをXA1と同じ筐体でX1 Performanceとか作ってくれないものでしょうかね。(X1ってのは実在するXPERIAだからXsとかでもいいんじゃないかと思う)

目新しさというか、何度も言うようにぼくのかんがえたさいきょうのえくすぺりあはXPERIA Z4のS820版か、XPERIA ZLのS820版です。AppleはiPhone SEにまた追加ラインナップを入れるという噂ですし、いい加減今の技術で作った過去のXPERIAを1台ぐらい出してみてもいいと思うんだけどね。

ZLとか真面目にいいと思うんだよなあ。今でもこのデザインが手に収まるサイズとしてはベストだと思う。やっぱりその生まれと流れが嫌われるのかな。



おしまい

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by aru32to | 2017-03-02 19:41 | XPERIAの話

遅ればせながら酷評しておきたいXPERIA XZ


なんか反応に困りますよね。iPhoneだって似たようなことやってるじゃんって言われそうだけど、あれはPlusも同時に出して、「画面以外は共通です」って話にするわけでw

なお、そうとは言っても、ドコモ版SO-01Jは多分機種変更します。(Z3から2年経つしね)
予めそれを踏まえたうえで、今回は、このわけの分からないXPERIA XZを様々な面で酷評する回です。


なぜXPERIA Zを消す必要があったのか?

まず、XPERIA Xが登場した時の話を思い出して欲しいんですが、基本はXPERIA Xシリーズで統一するという話をしていましたよね。んで、XPERIA X PerfomanceっていうXのハイエンドと、XPERIA XAっていうミドルローモデルを作りましたって話。ここまでは、まあいろいろ複雑な思いはあるけどいいや。

この時の見解 を見て思い出したんだけど、やっぱりというか、俺が予想できたぐらいのしょぼいハイエンド策をこうあっさりと取られると、なんかどうなんだろうって心情があるんですよね。

なら素直にXPERIA Z6にしちゃうとかでもいいと思うんですけど、ネーミングの問題だけじゃZは片付かないだろうかという思いもあるんですよね。

あと、XPERIA Eシリーズはなぜ継続させたのか?という疑問ですよね。XAより下のモデルを用意する必要があるからという説明は理にかなっているのでありますが、それならばXPERIA Z 2nd GENERATION的なものをハイエンド定義すればいいんじゃないかと思うんですよね。

しょーもない話だけすると、XPERIA X Compactってネーミングもなんだかなあって気がしますよね。それなら、XA PerformanceとかいうHelio X20搭載スマホとか、XPERIA XZ CompactっていうS820搭載コンパクトスマホとか、そういうラインナップも当然視野に入っていると思うんですよね。

となると、XPERIA Xの2世代目はどういうネーミングになるのかというのも気になりますけどね。まあ、それは来年になればわかると思いますが、XA1とか、そういうのは本気で避けてほしいよねって気がします。


代わり映えしないスペックへの閉塞感

地味にtype-Cの防水仕様って初めてな気がするけど、それ以外はカラーリングぐらいしかほめられるところがないんですよね。毎度申し上げる通り、まずメモリをいい加減4GBモジュールに変えるぐらいのプレミアム感がほしいんです。あまり言ってる方がいないんですが、俺は実使用でS820では3GBの運用は非常にきつく、未だにLeTV MAXのほうが快適に感じてしまうあたりに問題だと思います。
筐体はともかく、液晶サイズが5.2インチFHD。おそらく冷却面で、4K動画の録画復活なども関与できていますね。国内版は3GB/32GBなんだろうけど、地デジモジュールとかはもういいんじゃないかなと思ったりします。
筐体が大きくなった分、バッテリー容量も増えましたけど、トータルでは液晶分でチャラという感じかもしれないですね。
あとは...うん、別にもうなんかどうでも良くなっちゃってるんだよなあ。


XPERIA XZ=XPERIA Z? XPERIA Z Premiumは何処へ?

まあ、なんやかんやでX世代でもZは必要になったということなんですよね。X Performanceの時にも書きましたけど中身で及第点を与えられなくなってるようなレベルになってしまってるのが、本当にきつい。
性能に不足があるわけじゃないんだけど、やっぱり余裕がないんですよね。3ヶ月使ってて一瞬でもLeMAX2を使ってしまったゆえ、あの余裕とパフォーマンスを実感すると、メインスペックがXPERIA XPと変わらない独特のキツさ、特にメモリ不足によるパフォーマンス低下は実感できちゃうだけになんだかなあと思います。

もうひとつ、試金石だったXPERIA Z Premiumはどこかでもう一度復活するのかどうかです。
個人的にはXZはZ Premiumの位置に収まり、スペック番長的な嫌らしさを発揮してくれるのが一番良かったんだと思うんです。荒削りだけど今思うとXPERIA Z5 Premiumは無駄スペック、見栄えの結集で、いかにもSONYって感じのモデルだったんだよね。商品としては全然違うけど、NW-WM1シリーズのような普通の人には全く無意味に近いハイスペックのモデルを自己満足で作っちゃうのがSONYなんですよね。

まあ、控えめでもいいですけど、5.5インチのモデルとか、そろそろ真剣にラインナップをしてもらえないものでしょうかね。




という残念な思いを抱きつつ、SO-01Jを予約したいんだけどどうすればいいんですかw

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by aru32to | 2016-09-08 22:17 | XPERIAの話

ちょっと迷いが生じてXPERIA XからXPERIA XPにしようか迷ってる件

さて、6月になったというのに、LeMAX2はいい加減に来ない、XPERIA Z3+は不良品だったということで返品、XPERIA ZLが経年劣化でバッテリーが12時間ぐらいしか持たなくなっているなど、問題が山積している状態です。
唯一の救いだったLe2と、仕方なしにガラケーを引っ張りだして電話だけに使ってるおかげで、とりあえず回避はしている感じですが、いやあ、やっぱりスマホ2台でどうにかこうにかしたいというのがありますね。

で、当初のZ3+(Z4)が本当に高止まりしてる状態なので、いっそ指紋認証を使わない前提でXPERIA Xを買おうかと思っていたんですが、少々XPERIA XPと迷いが生じてきています。今回はそれに関しての話。

いざ、防水仕様のスマホがなくなったら、生活リズムがズレてくる

話は変わりますが、基本的な生活リズムってのは不思議なもので、いざ自分の体が慣れてくるとそのリズムで動かないことに違和感を感じたりするものなのです。
例えば、最近またワンダーコアをやり始めて1ヶ月ぐらい経つんですけど、家に帰ってきた時のリズムで自然と座り、倒れるだけで腹筋ワンダーコア的な動作を自然とするようになりました。地味に慣れって怖いわけですよ。
本来ならシャワーを浴びる程度で、湯船に浸かるということはないのですが、たまに湯船に浸かってみようかなと思うときに、スマホがないとちょっとやることがなくなってしまうという問題があります。30分ぐらいは風呂場にいますから、だいたいガチャゲーをやる時間に当てるのですが、そのアカウントを設定しているのが、おおよそ通話をするためのスマホなので、まあ結構困ってるわけですね。
で、この30分がない場合は、ゲームを他の時間にやっているため問題ないのですが、風呂に入って30分となると、ゲームをやる30分の捻出に苦労するわけです。いや別にそれがどうってことじゃないんですけど、やっぱり風呂場でなんかできるのが一番生活リズムを崩さずに生きてられるよねという話になります。(ちなみに過去にはタフブックを買ってPC作業をやろうと思ったこともありますw)

無駄に防水仕様にこだわる最大の理由が「風呂場でスマホをいじれないから」というのもアレなんですが、あって良い機能なのは間違いないと。

防水仕様が X Performanceだけなのはなぜなのか?

大雑把にXPERIA XとXPERIA XPの違いを書くと、
  • S650とS820の違い
  • LTEのカテゴリーの違い(前者300Mbps/後者450Mbps)
  • 非防水と防水の違い
  • サイズと重さの違い(ともにXのほうが小型、軽い)
  • 筐体の質感の違い(後者一部モデルにヘアライン加工)

とまあ、ハイエンドだけどZ2時代に筐体サイズが戻ってしまったXPと、基本はZ5に近い感じだけど、S650を搭載したミドルエンドになってしまったXと、ある意味Z3~Z5までは何だったのか?という感じにも捉えることができてしまい、であればZ4でいいのかなあという迷いが出て、でZ3+という流れではあったんですね。
まあ、新品で買えるとはいえ、今Z3+かZ4を買うぐらいなら、っていう思いがあり、結局返品後はZ4に躊躇しているわけですね。

ところで、XPERIA M4とM5にあたるスーパーミドルレンジのXPERIAにも防水仕様になっていて、その後継モデルであるはずのXPERIA Xには防水仕様になっていないという不思議な話があります。
強固な防塵仕様や耐久性などが重視されるためか、GALAXY Activeシリーズや、TORQUEなどのアウトドアスマホは一定の需要があります。しかし世界的に生活防水仕様はあまり重視されず、結果としてXは見送られ、一方のXPに関しては日本仕様のハイエンドモデルありきで作られてる可能性が非常に高いので実装されたという感じなのでしょう。明確にハイエンドとミドルエンドで筐体を分け、ハイエンド側にプレミアム機能を実装するのはごくふつうのことではあるのですが、そうするとMシリーズにあったスーパーミドルレンジクラスは事実上失敗だったと暗に表してるわけで、なんか複雑な心境ですね。

550ドルかけるなら700ドルかけてハイエンドにしてもいいかも

久々にアメリカでの販売、しかもSIMフリー版が販売されるということで、羨ましい限りなのですが、その予想価格はXPERIA Xが549.99ドル、XPERIA XPが699.99ドルと、およそ150ドルの差があります。
現実問題として約18000円程度の差なのですが、例えばこのうちXPERIA税はいくらなのか?という換算をしてみると面白い感じ。
若干サイズは異なりますが、XiaomiのRedmi Note 3 Proが199.99ドル、Mi5は399.99ドルとなっています。スマホの価値はこんなもんですが、XPERIA税が上乗せされるとさっきの値段となるわけです。実は多く税を取られているのはXPERIA Xだというわけです。いやもちろんS650の電池の持ちも実感してるし、カメラやらほとんどの機能はXPと違いはないのですが、XPERIA Xは価格として6000円程度のXPERIA税をさらに取られてると考えると、100ドルでXPになるとも考えられるわけです。この差をどう取るかということで、非常に悩んでいます。

無論、最善は指紋認証電源ボタンのない防水仕様のXPERIA Xですが、ないものねだりは意味が無い。もしくは、スペック的な点を考慮すれば299ドルまで下がっているXPERIA Z3+なんでしょうけど、そこがまた悩ましい点ですね。

まあ、ハイエンド地獄は毎年の風物詩のようなものだからとは思うんだが、LeMAX2の半分しか物理メモリを持たないスマホに1.5倍以上の金を突っ込んでも問題ないのかというモヤモヤは残ってしまうし、基本的にどっちをどっちを買っても後悔するなら最初からZ3+に逃げるというのは最適解ではあると思うんだけどね。頭でわかっててなかなかそう思えないから悔しいところです。




この悩み、おしまい




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by aru32to | 2016-06-02 21:27 | XPERIAの話

XPERIA Xシリーズ登場で問われるSONYのスマホ戦略

コミュニケーションを再定義する革新的なXPERIAのご紹介(Sony Mobile)

なんか、AQUOS的なことになってないかSONYw
というわけで、新型が出たら書かずにはいられない個人的感想です。


XPERIA Zを再定義した結果、XPERIA Xにたどり着いた謎

日本のブランドのすごくまずいというか、なんかそれが革新的でしょという自慢したがりなのか知りませんけど、別にXPERIAをブランド化するのは賛成なんですけど、文字とかに意味合いを持たせるということが本当に嫌でしょうがないのですよ。
大体「造語+意味合いを持つ文字」ってiPhoneiって言ってるようなものですからね。おかしいんですよいろいろな意味で。

Z=究極というのは、伝統的なSONYの手法であり、その意味合いはもうかなり浸透してるんですね。意味がシンプルなんですよ。
対して、X=クロスとか、人と人とのつながりとか、日本語では非常にダサい言葉づかいになると思うんです。(日本語だと縁とか絆とかそういう感じです)
だけど、X=絆ってピンと来ないでしょ?言葉遊びだとしてもその選択肢は、タモリ倶楽部の選曲レベルにピンと来ないじゃないですか。悪いとは言わないまでも、シンプルじゃないんですよね。この辺なんとかならなかったのかなあと思ったりします。
ただ、ちょっとわからないのは、Zの下位にXを持ってくるというメディアもあったり、Zが完全に廃止されるとの情報もあったり、かなり曖昧にごまかした感じは否めないです。ブランド展開が失敗すれば、あっさりZ6が出たりする可能性は否定出来ないですね。


あくまでベースはXPERIA X、上位と下位の3モデル展開

それはそれとして、現実的な選択となったXPERIA Xシリーズです。
上位のPerformanceこそ、日本国内向けなワガママキャリアのために作ったSnapdragon 820ではありますが、あくまで今回メインになるべきはXPERIA Xでしょう。初号機に求められるスーパーミドルレンジの系譜はしっかり受け継いだまま、メタルボディにしたのは好感触ではあります。
多分Zシリーズは背面ガラス、Xシリーズは背面メタルにすることで、上手い具合に区分けすることができるんじゃないかなと思ってます。

スペックそのものは、次世代のミドルレンジということで、S650やFHDなど、無理なくまとめている気がします。
それをベースにSoCのみ変更できるということは、S820の発熱レベルは相当低いことが予想されますね。(逆にS650が高いのかな?)

それはそうと、XPERIA XAというミドルローモデルも展開されています。
非常に面白いのが、M4 AQUAがS615、M5がHelio X10だったのに対して、その後継モデルとなるXAにはHelio P10、XにはS650を搭載するところで、ミドルエンドSoC のパフォーマンスが完全に逆転してしまったというのが。
で、本当にXPERIA XAが199ドル帯のレンジで出せるならこれほど売れ筋に乗るモデルはない気がしますが、残念ながらXPERIA Blogによればある程度高くなるようです。299ユーロとなると、国内では39800円か。

全体的にミドルエンドとしてみた場合は合格点ですが、ハイエンドとして見た場合は若干及第点になってしまうかなというのが率直的な感想。
Zシリーズが前提としてあるなら5インチというのは正解なんですが、Performanceの存在がどう判断していいかわからないので、その点をちょっとどうにかして欲しいですよね。5.2インチがこれまでのハイエンドで、その上にPremiumなんていうわけのわからないモデルを投入したんですからね。

現時点で俺が勝手に思ってるグレードは
XPERIA Z Premium > XPERIA Z/Z Compact > XPERIA X Performance > XPERIA X > XPERIA XA > XPERIA E(ローエンドのみ継続?)
だと思ってるんですが、すべてXに統一するとなるとって話ですよね。
あるいは、XPERIA ZX(仮称)が次世代のZとして用意されているという可能性も、あるいは捨てきれないかなと思います。


XPERIA不作の予兆?それとも真のハイエンドの再興か?

とりあえずわかっていることは、XPERIA Z5 Premiumのみ併売され、ハイエンドモデルとしてラインナップに残るということです。おおよそラインナップとしては妥当な線だと思います。
おそらく発売は4~6月あたりで、日本国内キャリアもこぞってX Performanceだけラインナップに加えるでしょう。
頑張って欲しいのは、XPERIA Xをドコモあたりが廉価版として扱うか、SIMフリー端末として国内展開しないかなという淡い期待ですね。これがあれば、個人的にはようやくSnapdragon 800シリーズからの脱却ができるので、キャリア的にもユーザー的にもメリットは大きいと思うんですよね。

今後の注目としては、
  • Z Premiumに相当するモデルは残るのか?
  • 元来ローエンドにあったXPERIA Eシリーズはどうなるのか?
  • かなり異質だった大画面のCシリーズは継続するのか?
  • そして、結局ごちゃごちゃになってまたラインナップ統合とかが起こるんじゃないか?
  • 春のXシリーズ、秋のZシリーズといった、年一ラインナップになるのかどうか?

まだまだ尽きないですが、ウルトラハイエンドだけはどうにかこうにか出してほしいという希望はありますね。X1、X2、X3と乱発されるのが一番怖い。
GALAXY S Edge/GALAXY Noteのように、年イチでラインナップ切り替えだけでも十分だと思うんですけどね。

まあ、当面はZ5 Premiumですね。いずれにしてもキャリアモノしか使えないので、次は今年の11月ごろに考えるかなと。








え、NWC2016絡みで行くと、出るかどうか知らないLeECO Le2 Proとかを夢見てますよ。LeMAX ProはX900でもう大満足なので、そろそろ5.1~5.5インチのレンジでS820モデルが出ないかなとは思ってるんですけどね。(ちなみに諸事情ありMi5は購入不可となりそうです。)




おしまい

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by aru32to | 2016-02-23 20:09 | XPERIAの話

XPERIA Z5シリーズのモックをちょこっと触ってみた感想

というわけで、買う気はもう完全に失せてる、というか今後キャリア系のスマホを買うかどうかという点で、相当日本のスマホに興味の薄れている昨今です。Meizu Pro 5を買おうか迷ってます。

とはいえ、XPERIAの新型となれば、やはり見なければいかんだろうということで、ちょっとばっかし見てきました。以下、感想。

ビビッドカラーが筐体に合うXPERIA Z5 Compact

まず、一番最初に「コレだ!」感があったのは意外にもZ5 Compact。Z3 Compactもそんな感じだったけど、スマホの形が一番良かったのはZ3だったんですよね。
背面ガラスをフロストガラスに変えたことが功を奏して、すごくキレイ。持ってて存在感が映える。そして意外にも持ちやすいし、そこまで重さを感じることはなかったです。これは無理せず万人に勧められる商品です。
もっとも、個人的にはA4も好きな部類ではあったので、ある意味ソフトバンクではないけど、8色ぐらいカラバリを作ってもいいんじゃないかと思ったりします。
ホットモックは結構熱くなっていましたが、Z3でもこんなもんだったかなという感じ。そこまでひどくないです。
自分で欲しいかな?と言われるとまずこれを選んでしまいそうだけど、運用上でZLやZ4とかぶる部分が非常に大きい感じはする。

落ち着いたカラーリングながらイメージが一新されたXPERIA Z5

こちらも同様に背面フロストガラスを採用。発表時の写真写りより、実物のほうがキレイに見えますね。写真ではどうだろうなあと思ってたグリーンも、濃い緑がキレイに出ていて、割とオススメです。逆にゴールドは変に砂漠色みたいな感じになっており、これをゴールドと呼ぶのはどうなのだろうという気がします。(ある意味カラシ色とかそっちなんだよなあ)
で、これもそれほどサイズに変化がないので、普通に使えるかなという感じ。ホットモックも死ぬほど熱くなってるところはなかったので、良くも悪くもZ3の後継機だなという感じです。
出来は決して悪く無いけど、いかんせんカラーリングと合わせて、歴代XPERIAの中でも、非常に地味な存在になってしまっているのかなという印象はあります。

プレミアム?な外観のXPERIA Z5 Premium

さあ、一番困るのはこのハイエンドモデルだ。
個人的な印象としては、白黒しか色がないのに、フロントがブラック一色なところと、背面を鏡面仕上げにしてしまっているところに大きなマイナスをつけます。個人的にはつや消しのメタリックシルバーやメタリックブラックなどといった仕上げが好きなので。(あるいは筐体を総アルミボディにしちゃうとかね)
なんだろうね。外見を見る限り、これは本当に技術の結晶なのか?と疑問を持ちたくなる感じで、機械としては間違った「プレミアム感」が出ています。
筐体は心なしか他の2台に比べてそれほど熱くないのですが、どうもサイズに対して重さが重すぎる気がします。持ってみると「あ、意外と重い」という感じ。
ディスプレイは流石にキレイで、やっぱり中身は進歩してるんですけど、どうも外見の派手さにきらいがありますね。
正直なところ、所有欲が満たされるものか?と言われると、ブランド物の所有欲なら満たすことは出来るんじゃないかと思います。

プレミアム感を出そうとして、いかにもプレミアムでしょって感じの筐体になってしまったと。どうなんでしょうね。
GALAXY S6 Edgeとかそうなんですけど、鏡面仕上げかつ防指紋コーティング済みで見た目よく出来るというのに、なぜ指紋だらけになる鏡面仕上げにしてしまったのかというのが、なんか落ち着いた高級感じゃないですよね。だからといってそこに防指紋フィルムを貼るのも、筐体の良さを消してしまいそうだしねえ。


全体的ここは変えて欲しい点

違和感を感じる指紋認証センサー付き電源ボタン。指紋認証を電源ボタンに兼用するというアイディアはいいんですけど、強引にあのサイズにする必要性が全く見いだせないのですね。いや指紋認証センサーを付けるにしても、背面に付けるのはちょっとおかしいし、フロントにつけるのもデザイン的にはどうなの?ってことなのだと思うんですけど、それにしたって足掛け2年以上使っている竜頭型の電源ボタンをあっさりとなくしてしまったのはいただけないと思います。
例えば、せっかくフロストガラスを採用したのであれば、背面に指紋認証センサーをそれっぽく付けることも出来たとは思うんです。
デザイン的に押し通すなら、いっそ富士通の虹彩認証システムを搭載してしまうとか、他社の協力を仰いでもいいと思うんですよね。


カジュアルなデザインとハイエンド感の共有を成したXPERIA Z5・Z5 Compact

というわけで、何回も書いていますが、いざ実物を見ると欲しくなるのはZ5 Compactなのかなと。Z5にも言えますが、デザインをそれ相応にカジュアル(悪く言えばチープ)に出来たのは、海外勢との差別化を考えると良かったことだと思います。
LeTV MAXのような高級感があり、ハイスペックなモデルを買ったあとだけに、それでもXPERIAの新型はいいんじゃないかと思わせるのは立派だと思います。
下世話な話かもしれませんが、iPhone寄りのデザインを突き詰めていくと、本当に高級なモデルが出てしまった時に、いざどうやって固定されたデザインを変えましょうか?という問題が出てくると思うんです。スティーブ・ジョブズが生きていれば、おそらくホームボタンなんかとっくの昔になくなって、スライドアクションでホーム画面を呼び出すとかそういう変に凝ったものを作って、筐体などただのデザイン電話と言わんばかりのもっとシャレオツなスマホを作ると思うんです。
前にも書きましたが、Flexスタイルだったり、Edgeスタイルだったり、斬新な筐体も現れた中で、あえてデザイン的に「変に気取ってないでしょ?」という外見と、持った時使った時の、見た目とのギャップのあるハイエンドモデルに仕上げたということが、Zシリーズから進歩するための一つのステップだったんじゃないかと実物を見て思いました。特に今回の日本勢はスペックを落としてきましたから、より引き立つ感じがしますね。



さあ、XPERIA Z5はもう発売ですって。
Z4は地雷を踏みに行けたんだけど、前述の通り、もうZ4で満足ですので、Z5はきっと買いません。それでもZ4よりZ5をオススメ出来る理由をずらずらと書いてみました。



おしまい。

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by aru32to | 2015-10-29 19:03 | XPERIAの話

どのXPERIA Z5シリーズを買う?いや買わない?

(注:暫定的な話であって、ひとまずモック触るまではスペックシートで話をします)

さあ、iPhone6Sのハードルを上げてしまったぞwww

いつもならば即「Premium」という選択肢を取るであろう俺なのですが、今回は少々状況が異なります。
今回はなんとなく擁護することなく、SONYに駄目だしする話になりそう。

目新しさを探すのが難しいZ5シリーズ

まずは概要、といってもどこもかしこも対して変わりない内容ですからざっくりと上げていきます。
  • カメラモジュールの世代が上がった(IMX230)
  • NCイヤホンがハイレゾに対応した
  • microUSBが全シリーズでキャップレスになった
  • Snapdragon 810 V.3(本当か?)を搭載した
  • 4K(3840×2160)解像度の液晶ディスプレイを世界初搭載(Premium)した
  • 指紋センサー付き電源ボタンになった

まず背面カメラモジュール。書いててそうなのかと思ったんですけど、Z4まではZ1時代のIMX220を搭載していたんですね。
このIMX230、実はもう国内ではF-04Gが搭載していて、さらに画素数を落とした同世代のIMX240もGALAXY S6シリーズに搭載されているという面白さです。
Z4につづいて8月に発表されたM5もIMX230を搭載しており、一時的に廉価版に技術的な遅れをとってしまっている状態だったことになります。
Z4の時も書きましたけど、Z4が当初ないラインナップとして考えた場合では、約1年ほどの時間が経っているため成立する話です。

NCイヤホン(MDR-NC750)のハイレゾ対応は手放しで褒めたいです。詳細なスペックが載っていないのでよく分からないのですが、本体側が今回も24bit/192kHzまでの対応なので、SONY製の場合はXBA-A2程度ないとちと厳しい気がする。5極対応のウォークマンやXPERIAでも利用可能(出力は本体側に依存)らしいので、イヤホンだけでも買っておくと面白いかもしれません。
今回も例のごとく、販売地域によっては付属品にMDR-NC750が付くのではないかと思いますが、どんなもんでしょう。
今回大きく変わる点ってここなんですけど、イヤホンがあればZ4なんかは同等にできちゃうあたりがなんとも言えない点ですね。

microUSBは今更ですね。遅いぐらい。
順番前後しますが、指紋センサーも割とどうでもいいです。これも遅いかな。

さらに、まさかのCompactまでS810搭載。これまで搭載された2機種を使ってわかったのは、まだまだ最適化がなされていないということと、各メーカーのSoC制御の味付けで左右される感じがあったこと。それを考慮すると、V.3と言える制御モードが実装されていてもおかしくないんじゃないかなと思います。

極めつけは、4K解像度のPremiumの登場。
5.5インチ4Kという前人未到の領域。もうドットが粗いとは言わせないと言わんばかりの細かさでしょうが、ゲームの全画面モードがひどくなりそう。


唐突にこれまでのZシリーズのサイズ比較

XPERIA Z(SO-02E) 139 × 71 × 7.9 mm 146g 2330mAh
XPERIA Z1(SO-01F) 144 × 74 × 8.5 mm 171g 3000mAh
XPERIA Z2(SO-03F) 147 × 73 × 8.2 mm 163g 3200mAh
XPERIA Z3(SO-01G) 146 × 72 × 7.3 mm 152g 3100mAh
XPERIA Z4(SO-03G) 146 × 72 × 6.9 mm 144g 2930mAh
XPERIA Z5      146 × 72 × 7.4 mm 153g 2900mAh

XPERIA Z Ultra 179 × 92 × 6.4 mm 212g 3000mAh(6.4FHD)
XPERIA Z5 Premium 154.4×75.8×7.8 mm 180g 3430mAh(5.5QHD)

XPERIA ZL 131 × 69 × 9.8 mm 151g (5.0FHD) 2350mAh
XPERIA A 131 × 67 × 10.5 mm 141g (4.7HD)2300mAh
XPERIA Z1f 127 × 65 × 9.4 mm 140g(4.3HD) 2300mAh
XPERIA Z3C 127 × 65 × 8.6 mm 129g (4.6HD) 2600mAh
XPERIA Z5C 127 × 65 × 8.9 mm 138g (4.6HD) 2700mAh

(いずれもカタログスペック値を参考としています)
とりあえず、これを参考として、以下の話は進めていきます。

5.5インチ、4K液晶は誰のため?

今回登場したXPERIA Z5には3種類のモデルがあります。

XPERIA Z5 Premium 5.5インチQHD液晶
XPERIA Z5 5.2インチFHD液晶
XPERIA Z5 Compact 4.6インチHD液晶

5.2インチと4.6インチ、これは今までのラインナップだからまあ分かる。
継続シリーズですから、当然同サイズを出すのが一番理にかなっています。

5.5インチ...わざわざ0.3インチ大きくしても、どうしようもない気がする。おそらくは海外市場向けに若干大きなサイズが必要となったので、どうせならすごいの作ろうぜ的なノリで作ってしまったんだと思います。一応Premiumだから、プレミアムなモデルにしたかったんでしょうね。
確かに5.5インチの4K液晶を搭載するなどの意義とかそういうものは見えるんですが、実際5.5インチはAndroidだけでなく、iPhone6 Plusも視野に入る世界です。前のエントリーで書いてたと思いますが、中国勢が安価で大型ディスプレイを搭載するモデルが増え、今や主戦場は5.5インチです。大手メーカーはあの手この手を考え、結果がEdgeスタイルだったり、Flexスタイルだったり、ベゼルレスデザインだったり。その中であえて5.2インチというサイズ感を武器にして戦ってきたXPERIAが、なぜ一番競合するモデルのひしめくゾーンに4K解像度のスマホを投入するのか?というのが最大の疑問です。4Kがアドバンテージになるほど世の中は高解像度を求めていないでしょうし、S810搭載機だって日に日に増えている現状、スペックだけで戦えるとは到底思えないんですよね。それこそ日産のR390みたく売る気はなかったけど、やむなく市販することになりました的なワンメイクモデルじゃないんでしょうからね。
俺が今使ってるG Flex2が5.5インチFHDで、152gですからね。結局これがPremiumを躊躇させる最大の要因です。去年もisai FLがそんな感じの状況を作り出していたんですが、もう1台がZL2で、無駄に重かったので救いではありました。以後、Z3、Z3Compact、Z4と無駄な買い物を続けているわけです。

俺が世のXPERIAユーザーが期待していたXPERIA Z5 Ultraは今回もついぞ出ることなく終わってしまったようです。6.5インチ4Kとかなら文句もなかったんでしょうけど、やはりC5 Ultraで我慢しなければいけないのでしょうかね。(一応、E5706が残されているとはいえ)


なぜSONYがZ4を一つの完成形としたか?

さあ、そして今回Z5シリーズが抱える最大の問題点が、サイズの拡張です。
Z5 Premiumの登場で見逃されている感がありますが、Z5はZ3とほぼ同じサイズや重さでありながら、Z4よりバッテリー容量がわずかに減っているという奇妙な現象が起きています。Z5CもZ3Cに比べるとバッテリー容量は増えているものの、厚さや重さがZ1fに近づくサイズになっています。
SONYがSnapdragon810対策として用意したのは、超小型ヒートパイプのような、おそらく放熱のためのスペースじゃないかと思うんですね。これがV.3の正体だったとしたら、相当ガッカリします。
Z4の時に仮説で「もしZ3にS810が間に合ってたら」という話を書きましたけど、皮肉にも解決するためにZ3相当までサイズを後退させてしまったのであれば、確かに完成形を崩すものとなります。
まあ、そうなると、
  • XPERIA Z4=理想で作られた完成形スマホ
  • XPERIA Z5=現実に則した発展形スマホ
となるわけです。
両方ともベース上はZ3だとは思うんですが、Z4はまさに見切り発車ではあれど、コンセプトモデルと呼べる存在、Z5シリーズはZ3のサイズで、Z4のノウハウを生かした量産型モデルと考えるべきではないかと思います。
ああ、サイズ上とはいえ、本当にZ3ベースのS810搭載機になるとはなあw

しかし、そうなるとXPERIA Z3が高騰し続けるのも、なんとなく頷けてしまう話です。いまだにS801ACで不足する場面がない状態で、バランスよくスペックとサイズを折半したわけですから、そういう意味で最高傑作と呼ぶにふさわしいと思います。
  • XPERIA Z3=最高傑作
  • XPERIA Z4=完成・理想型
  • XPERIA Z5=改良・発展形
こうなるわけですね。
Z4の発表会の時にやたら完成形と強調していたのは、この布石ともとれたわけですね。

ここがダメかも。Z5シリーズのなんとなく不安な点。

大きくまとめると、
  • バッテリー容量
  • メモリ容量
  • サイズ
まずバッテリー容量ですが、Z4より少ないZ5に関しては、ちょっとガッカリかなと思います。
Z5 Premiumの3430mAhは妥当なんでしょうが、QHD液晶を表示するだけでも相当消費電力が必要な気がします。Z Ultra以上に心配ですね。
Z5 Compactに関しては、増量しているので、おそらくはZ3Compactと同程度の稼働時間は確保出来ると思います。

メモリ容量。これは日本市場だけ4GBとか、そういうモデルは出せないのかなと思ったりします。キャリアアプリがとにかくメモリを食う上、Premiumの4K解像度にはVRAM領域も今までの4倍確保する必要があるわけで、Premiumは4GBあっていいんじゃないかと思うんですよね。Android 6世代になれば、OSやアプリの64bit化が進むでしょうし、現状の5世代でも64bitOSなんですから、4GBメモリーは決して無駄にはならないと思うんです。
Z5 Compactの2GBもVRAMが少なくて済むとかそういう発想なんだろうか。あるいは非常に考えにくいですが、コンパクトサイズに収めるために、2GBしか搭載出来るスペースがなかったか。ストレージは32GB搭載できるのに、理由が良くわからないんですよね。

あと、上で書いたので多くは書きませんが、やっぱりサイズの問題は避けて通れないかなと思います。薄すぎなZ4よりホールド感が上がるであろうZ5はともかく、Z5 Compactの幅や重さが数値化すると余計目立つ気がするんですよね。
サイズ感に関しては、モックが出てこない限りはなんとも言えない状況が続きます。

発熱に関してですが、現状所持しているS810搭載モデルは2台ともギリギリ熱暴走を回避出来るように制御されているわけですし、熱くて持てないほどの状況には陥ったことはないので、そこまで心配はしていません。いまだに継続的に高いパフォーマンスを出せないことがむしろ問題だと思います。
ノートPCが一番発熱した時代(パームレスト触ったままFPSとかやってると皮膚が腫れてくるんだぜ)とかを知っているので、そういう文句は俺あんまり言えないんですね。だから心配してないと言えてしまうんですけどね。


結局、誰が買うにしても難しすぎる進化系

主にZ5はZ1のユーザー、Z5 CompactはZ1fユーザーがターゲットとなるわけですが、口を酸っぱくして言うように、Android 4.4であればS800とメモリ2GBで十分やりくりは出来ると思います。この2年で登場したパワーの必要なゲームなどは多少厳しくはなっているものの、現実問題として、XPERIA ZL Andorid 5.0.2でfacebookぐらいは楽勝ですし、4系と5系の操作感はWin7とWin10ぐらい微妙に違ってる感じもありますので、そういう点では下手に買い替えするぐらいならバッテリー交換という手も悪く無いと思います。
XPERIA Z1からZ5は、重量やサイズ感を考えれば十分検討といったところですかね。

間違ってもZ2以降のユーザーは買う必要ないと思います。
それどころかZ2/Z3シリーズの安定性長持ちバッテリー、Z4のS810搭載でシリーズ最薄最軽量という、それぞれに魅力を持ち始めたというのもどうかと思います。
今回ばかりは痛し痒し。マニアでもいざ現物までとも行かないんじゃないかと。
ZL2?それは文句なく買い替えでもいいと思います。(個人的にはもっと軽いZL2は見てみたい気がするけど)

難しいのはZ5 Premium。これは指名買い以外で理由付けが出来ないです。
サイズも中途半端、重量も結構ありますし、何せバッテリーが大きくても消費電力が比ではない可能性もあり、もう少しデータが開示されない限りは、未知数のままだと思います。どうせなら、自分で撮った4K写真や4K動画を映せるだけでなく、ガラスマ機能に4K放送受信可能とか、光回線を経由しなくてもスカパー4Kが見られるとか、そういうむやみやたらな4Kの活用法を予め用意しないと、スペック厨でもない限りは購買意欲が湧かないと思うんですよね。
どうだろうなあ、Z1からならサイズ的にもぎりぎりZ5 Premiumはなんとかなるのかな。常時もう10gスマホが重くなるって相当キツイ気がする。
あとは、ズルトラユーザーが仕方なしにサイズダウンを受け入れて買うぐらいしかないんですよね。1インチもサイズダウンして解像度が4倍になるのは受け入れがたいと思います。

肝心のラインナップはまだ各社わからないですが、おそらくはガラスマ機能が搭載された各キャリアモデルが登場すると思います。ただ、今回わからないのは3台同時に展開するキャリアが存在するかどうか。
ラインナップの関係で、一番可能性のあるドコモですら、Z5とZ5 Premiumのどちらかを選ぶというような状況になりかねないと思います。それぐらい5.2インチと5.5インチは市場が同じだと思っています。
まあ、あとはコスト高と円安ですよね。機種代がギリギリ10万を切らないように設定しているので、その辺をキャリア側がどう設定してくるかにもよると思います。
想定されるパターンとしては、多分Z5が割を食う感じで、Z5 Premiumが3キャリア、Z5 Compactはドコモと出てもソフトバンクじゃないかなと思います。
もしくは、3台ともドコモが取り扱い、auとソフトバンクはZ5だけというのもありうるかなとは思います。
個人的にはいずれかをMVNO専用に卸すなり、auのVoLTEのMVNOも見えてきたので、SIMフリー端末で売る可能性もあるんじゃないかとは思います。


まあ、しかしここまでスマホスマホと言ってきましたけど、4K解像度は魅力なのかというところまで疑問に感じてしまうあたりに、現状のスマホの置かれている商品力の限界が見えてきてるのかなと思いますね。
もう一つ、何かブレイクスルーが欲しい。やっぱりギミックなのかな、それともズルトラのようなオンリーワンサイズなのかな。



おしまい

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by aru32to | 2015-09-03 21:48 | XPERIAの話

【惜別】さよならXPERIA Z Ultra、そしてまだ見ぬ後継機に思いを馳せる。

(9/26後継機問題に修正)

さてね、なんかずっと持ち続けていたXPERIA Z Ultraを手放す決心をしました。
勝手にいろいろ書きなぐっていこうと思います。
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(SHT22とZ Ultra。縦はほぼ一緒。)

「ファブレット」というジャンルの先駆者、S800搭載スマホの先駆者。

もはや死語となりつつありますが、5.5インチ以上の通話できるスマホのことを、ファブレットと言っていた時代がありました。
古くはDELL StreakやGALAXY Noteあたりがそのはしりだったと思うのですが、おそらく本格的にファブレットという言葉を聞くようになったのは、Z Ultra以降のような気がします。
現在でこそ、5.5インチは普通、6インチに迫ろうかというスマホ市場ではありますが、発売当時はまだ5インチに行かないモデルも数多く、4.5インチが当たり前な時代、(注:ズルトラの発売は2013年9月頃)ぎりぎりジャケットの内ポケットに入る大きさのスマホとして登場したのが、XPERIA Z Ultraでした。
6.4インチのフルHD・IPS液晶にSnapdragon 800を搭載し、厚さ6.5mm、212g、3050mhAもの大容量バッテリを搭載。当時はS600やS4 Proが主流の中、S800を搭載したことが、現在に至るまでの評価を得ることになったのだと思います。が、あくまでマニアのためのスマホというもので、その後登場したSOL24は半年足らずしてMNP一括0円になってしまい、その辺りから裾野が広がったともいえます。
その価格、当時699米ドル。日本でも初物を入手するには9万弱。が、当時はそれでも惜しくないハイエンドかつ唯一無二の存在でした。毎度言いますけど、手にした時の薄さとなんとか片手で操作出来るギリギリのサイズ、それと完成度の高いS800を搭載したというバランスの良さ、これがこのスマホの最大の特徴にして最大の弱点です。人によってはサイズが大きすぎる(大抵は両手で操作すると思うけど)ので、このサイズを持つぐらいならiPad miniを持つでしょう。しかしながら内ポケットに入れられるサイズとしては最大級なため、可搬性に優れるという点が非常に大きかったと思います。

まあ、ちなみにだ。
ここだけの話、SH-08Eを買った直後だったのですが、SH-08Eでも内ポケットには入る大きさではあったんです。
大きさ云々だけで言ってしまえば、実はSH-08Eでも特に問題はなかったんだと思うんですね。ただ、10mm、289gは重かった。なにせ普通に缶コーヒーを内ポケットに入れてるようなものですから、毎日は耐えられなかったと思いますし、実際に耐えられずに備え付けTVになってしまったわけです。この80g弱の重さと薄さがどうしても耐えられなかった。
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(写真はSHT22とズルトラの幅比較)

もうすぐ2年...それでも後継機が出ない理由は?

さて、そうは思っても、もう2年。実に3台のズルトラを使い続けて来ましたが、さすがに今のリッチコンテンツには厳しいスペックとなってしまった感じは否めないです。思った以上にハードの進歩にソフト側がついていってしまったことと、それとAndroid5.0はS800と2GB RAMを持ってしてもキビキビ動かない感じがします。まあ、5.0にはS805を搭載したNexus6を別に用意しているあたりに、OSアップデートはするけどそんなにサクサクしないよという意志が働いているとは思います。(加えて、S805はS801ベースなので、現状S810より有利に動くアプリも数多いと思わます。)
この間、Tシリーズが用意されましたが、日本では発売されることもなく、S400にWXGA解像度ではズルトラユーザーが満足することもなかったはずです。(中国市場向けの廉価版だったためスペックは低め)

じゃあ、なぜここまでズルトラの後継機が登場しないのか、という仮説を立ててみました。

1.ファブレット市場が徐々に飽和してきていること
最もな理由ですが、最初に書いたとおりです。Ascend Mate 7などを始めとして、6インチ程度のスマホがあまりに増えすぎた上、iPhone6 Plusという巨大なライバルが登場してしまいました。Ascend P8 maxに至っては6.8インチ液晶。さらにアジア市場では6.5インチのスマホは結構出てきてしまっているため、スペックやXPERIAを指定しなければ、実は現在でもこのサイズの置換えは可能です。(まあ、とはいえMTKのLTE対応モデルだけど)
より筐体サイズを小さく、液晶サイズを大きくしようと考えた時、競合する機種が多すぎて、開発が後回しになってしまっている可能性は十分に考えられます。

2.タブレットのサイズ/重量がスマホに近づいていること
SONY自身もXPERIA Z3 Tablet Compactを登場させているように、8インチながら270g、6.4mmという軽さ薄さを実現しており、そういった意味ではこのサイズはそれらに十分成り代わるモデルとも言えます。
ただ、内ポケットに入るサイズではないことを考えると、やはりタブレットという範疇になってしまいます。
国内向けではSH-05Gも登場。これがほぼズルトラと同じ重量にして7インチ、3900mhAを実現しています。全体的にサイズが大きいものの、十分内ポケット入り、通話が可能な点からファブレットと呼べる範疇であり、現実的にはこれを超えるタブレットはしばらく出ないのではないかと思われます。

3.SONYそのものに作る体力がないこと
現在、SONYではラインナップの集中を図っている最中であり、今年はタブレットを別とすれば、E4、M4、C4、Z3+しかラインナップがされていません。(ローカライズモデルであるZ4vやA4は除く)
まだ不明なモデルもあるのですが現実的にはこれらの後継機であるナンバリングの5モデル(Z5など)である可能性が非常に高いです。(海外ではS70などといった存在もありますが、これもローカライズモデルの一部ではないかと思われます)
さらにSONY自身のモバイル市場の不振もあり、未だに市場在庫が残るズルトラの後継機を果たして作るだけの体力があるかどうかというと、個人的にはもう残ってないんじゃないかと思っています。


「E6833」は果たして何なのか?
さて、後のズルトラ(C6833)がPOSTELを通過したのは2013/5/17のことらしいです。調べる限り、この情報が最初だったと思います。それから2年ほど経ち、E6833というモデルが4月にPOSTELを通過しています。
ところが、Z3+以降はC4(E53**)、Z4vと該当するモデルは登場していません。

今後未発表ながらその存在が確認されているのがE5706とE55**というモデル。このうちE55**はXPERIA C5 Ultraとして登場します。両方共5.8インチ6インチ液晶を搭載しており、サイズはかなり縮小されているものの、ズルトラの後継機として見ることが出来ます。
ただし、C5 Ultraは主に中国・アジア市場向けであり、XPERIAはミドルハイを担うわけですから、あながち5.8インチ6インチと言ってもそれほど大きいモデルではないです。
一方のE5706はS808を搭載したモデルと言われています。正直なところ、これはグローバルモデルではなく、案外ローカライズモデルの可能性が高いのではないかと思います。仮に登場すれば、C5 Ultraの上位版となるわけですが、やはり未発表のXPERIA S70=E57**、XPERIA S60=XPERIA C5 Ultra E55**といったような関係性になると思われます。XPERIA S70+=XPERIA Z5 Ultra、XPERIA S70=XPERIA Z5、XPERIA S60=XPERIA Z5 Compactという話らしいですが、どうでしょう。推測の域を脱していないけど、今後はZ4とZ3+のような日本市場とアジア・南米・アフリカ市場、欧州市場、アメリカ市場向けにそれぞれネーミングの異なる同一機種を登場させる可能性があるのかもしれないですね。

壮大な前フリを書いたところで、これらはスマホの域です。6.4インチというモデルを置き換えるには若干小さく、またS808はともかくとして、MTK6752ではミドルハイには不足かもしれないです。(MTK6795なら十分ミドルハイになると思う)
そうした中、E6833はズルトラの正統後継機として登場する可能性は、まだまだありうるとは思っています。今風に行けばXPERIA Z5 Ultraです。
Z5のスペックがリークされた限りを考えると、やはりZ5、Z5 Compactと同時に登場し、これらと大差ないスペックである(液晶がWQHDなのかぐらい)と思います。


唯一無二だから、これで終わり?
というわけで、後継機の話なんかも延々としながら、悲観半分、期待半分といった感じでE6833を待つことになります。
最後にXPERIA Z Ultraが現在に至るまで唯一無二にあり続ける理由ですが、結局行き着く先はXPERIAのこのサイズだからなんですよね。
個人的にはLG、Samsung、HTCなどがこの分野でもラインナップを出すと面白いと思うのですが、LGは5.5インチを主戦場とし、SamsungはGALAXY Noteのサイズを大きくするという考えはなさそうです。
ちなみに、今回検索できる範囲で一番ズルトラっぽい機種を調べた所、ZTE Nubia X6がサイズやスペックなどで、正統後継機に一番近い感じですが、それも1年前ですので、そろそろ何かしらどこかのメーカーがウルトラハイエンドモデルを投入して欲しいですね。


あ、ちなみに、XPERIA Z5 Ultraは出たら即買おうと思ってます。金に糸目はつけないですので、今回も10万飛ばす感じで考えています。







おしまい


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by aru32to | 2015-07-30 20:58 | XPERIAの話

XPERIA Z4に60分の耐久ベンチをやらせてみた件

今回は画像で表現する回です。
モバイル回線だとちと厳しいと思うので、家の回線やWiFiに繋いでから見ることをおすすめします。


大容量通信準備が出来た人はクリック!
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by aru32to | 2015-07-05 15:21 | XPERIAの話

もう一度、XPERIA ZL(C6503)を買ってみる。

一時の気の迷いが、その後の後悔とモノへの不当な価値となって現れる。
はっきりとしたことは、「このスマホこそ、過去に見た理想形。」

久々に気持ち悪いレビュー書きます。
新訳「XPERIA ZL (C6503)」です。

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(台湾や香港あたりではタッチの差で並ぶことがなかった両者)

執念か?時間経過か?入手までの長い道のり

というわけで、ねんがんのXPERIA ZL White C6503をてにいれたぞ!

去年10月に、俺に惜しまれつつ売却となったXPERIA ZL。Z3Compactの資金捻出という名目ではあったものの、手放した後に「やっぱり勿体無かった」という後悔だけが残る逸品でした。

もう一生手に入らないと思っていたものが入手出来るのは、やっぱりうれしいもの。正直なところ数ヶ月前からebayやタオバオあたりで本当に物色しているものの、基本は黒ないしは赤(まあ、赤でも良かったといえばよかったんだが)、おおよそC6502が大半でC6506が少量、黒だけでいいならC6503もあるよレベルでした。

ま、つまり白は現時点で海外からの入手すら困難という絶望的な状況。あってもC6502がほとんどということで、新品入手はほぼ諦めました。


あとは中古ショップか国内の海外端末取り扱いショップぐらいしかないのですが、そもさん国内で取り扱ったことがあるショップはEXPANSYS/ジャングルやイオシスぐらい。あとは法外な金額で現状でも販売している大陸系などが多く、いずれにしろ入手困難な状態には変わりありません。

なんで消去法的な話で、以前のレビューの通り、ひたすらヤフオクに出品されるか、じゃんぱらに入荷するのを待ちに待ったという感じです。(ここだけの話、実はG Flex2を買おうかと思って探してたところに出てきた)

待つこと数ヶ月。ついに当初欲しかったZL白を買ってやりましたよ。
ちなみに29,800円+送料です。

あらためて、なぜそこまで駆り立てるのかを勝手に書いていきます。

それは、本当に偶然の産物だったのだろうか?

機械モノの常として、新しいものが高性能なのは当たり前ではあるのですが、例えばその機械にしかない特徴というものは、時として高性能を上回るアドバンテージになります。例えば日本ではF-07C(Windows7入りガラケー)やN-05E、PanasonicのCM1、海外だとYotaPhone2やGALAXY Camera、MotorolaのFlipout、Milestone系に当たるものでしょう。
SONYもかつてはXPERIA mini Proなんていうキワモノだったり、Floating Prismを搭載したXPERIA S(NX)などの特徴的な外観を持つモデルがあったりとしているのですが、そんな中でもはっきり言ってXPERIA ZLは存在そのものが地味です。Zほど特徴もなく、インパクトも薄いです。おそらくマネマネレベルで中国のメーカーがらくらくと作れてしまう感じです。

今の今まで勘違いしてたのですが、英語版のWikipediaの前モデルに「XPERIA T(ほぼXPERIA GX)」と表記されています。
XPERIA ZLはXPERIA Zの派生モデルではなく、XPERIA Tのバージョンアップモデルという考え方も出来るわけです。

元々ハイエンド機として計画されていたZとスペックが同じだけで、廉価版ではなくミドルエンド機として最初から計画されていたと考えると、非常に感慨深いものがあります。が、おそらくはTの後継モデルとして、当初からハイエンド機として視野に入ったモデルで、Tを作った開発チームがZと並行して作ったものなのでしょう。
ZLのLが何を表すか、ZL2の時はLTEのLだったらしいのですが、初代ZLはいわゆるLocalやLightなどと言った控えめな意味合いではないかと。これまでの流れを継承させるという意味でZLを送り出したと考えられなくはないです。

ZLの廉価版がZRにあたり、これが旧来のXPERIAデザインの流れと考えられます。(ULやZL2、SP、CシリーズやEシリーズデザインなどはこっちに当たる)
一方で、Omni Balance designは2014年はミドルエンドにも投入されています。(T2、T3やM2以降、Tablet、Ultraなど)

つまりZLとは、Tシリーズの延長線上のデザインとして、当時のソニーっぽい丸みを帯びた感じでありながら、Zの意匠を加えられたデザイン、そしてハイエンドのスペックを持つという異色のモデルだった、というわけです。

ここで参考までにXPERIA Tとのサイズ比較
ZL 131.6 × 69.3 × 9.8 mm 151g (5.0インチ)
T 129.4 × 67.3 × 9.35 mm 139g (4.6インチ)
こうやってみると、液晶サイズが拡大した分だけサイズが大きくなってると解釈してもおかしくない感じです。

こうしてZLの成り立ちを推測していくと、自分ではかなり消化出来るのですが、やはりネーミングのZLに推論は尽きないものです。

過去から来た本物のフルスペックコンパクトスマホ

そういう紆余曲折があって、発表時ではXPERIA Zと同格として扱われることになったXPERIA ZL。あらためてサイズ比べ。
Z 139 × 71 × 7.9 mm 146g (5.0インチ)
ZL 131.6 × 69.3 × 9.8 mm 151g (5.0インチ)

この関係と似ています。

Z3 146 × 72 × 7.3 mm 152g (5.2インチ)
Z3C 127 × 65 × 8.6 mm 129g (4.6インチ)

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XPERIA Zは非常にバランスがよく、今日に至るまでソニーのスマホのイメージを決定づけた端末ですが、おそらく使う人を選ばない、iPhoneとはまた違う万人向けサイズだったことも評価されるべきポイントです。
Z1はスペックを追求したあまり、厚く重いモデルになりました。その弱点を多少なりとも克服するに至ったZ2。そしてより原型に近づいたZ3。そしてZ4はついに多少なりともZ超えの薄さ軽さを達成しています。

Z4の登場により、おそらくZの系譜がこのままZX(仮)の系譜などに引き継がれたとして、複数モデルをハイエンドにするということは、あまりありえないのではないかと思います。(そのハイエンドが小型フルスペックという可能性もあるけど)

Z1fの時は、軽量コンパクトのフルスペックモデルをつくろうとドコモ側から提案された、とされています。おそらく試作段階でのZ1を見てそう思ったのでしょう。これに関しては170gに対しての140gですから、コンパクトモデルの必要性はあると思います。海外で発表が遅れた理由は、ドコモ版のみを作ることを最初から念頭に入れたが、思ったより売れなかったからとか、そういう大人の事情でしょうね。

Z3Compactは予めラインナップに組み込まれているモデルであり、当然のようにZ3とセットで登場しています。タブレット型と当時発表ということはあったものの、コンパクトモデルとフルサイズモデルが同時に発表されるのは、Z3が初めてだと思われます。(ドコモでは、GXとSXということはあったけど)

Z3とZ3Compactには多少違いはありますが、基本的にメモリ容量のみで、他は全機能が搭載されている(日本ではフルセグ/ワンセグの違いはあるけど)わけです。

ちょうどこれに近い状況として考えられるのがZとZLの発表時の状況。
Zが対iPhoneに位置づけられた機種に対し、ZLは今までのXPERIAの集大成的な機種として世に送り出されたという感じだと思うのですが、同一の液晶を搭載してしまったがために、相対的にZLがコンパクトモデルだと思われてしまうサイズに収まることになります。Light説を証明しているようなものですね。

ソニーとしては絶対的なフルスペックスマホはZのみであり、ZLは営業上の理由でランクを落とした新興国向けのZ廉価版として、一部地域に投入されるだけで終了してしまったと。
このあとは、以前のレビューが詳しく説明してくれます。

結局のところ、このあとのソニーのスマホの中で、5インチで縦135mm×幅70mmを切るZシリーズはCompactシリーズのみ。ゆえに、俺はZLがコンパクトモデルの理想形態であり、本物のフルスペックコンパクトスマホであると位置づけるわけです。

まだまだ続くZLのアップデート

さて、そんな初代Zシリーズも、時代の流れにはさすがにかなわないものの、
Snapdragon S4Pro APQ8064 1.5GHz
メインメモリ2GB
ストレージ16GB+外部SDカード
FHD IPS液晶
1310万画素カメラ
2370mAhバッテリー
と、おおむね2年前のハイエンドと言った感じです。

最初発表された時にはAndorid 4.1が搭載されていましたが、その後順当に4.2、4.3とアップデート、去年の10月時点では4.4でした。
それから半年、ついに5.0アップデートが開始されました。おおむねクアッドコアでは基本的に5.0でも十分なポテンシャルであろうと思います。さらには、OS5.1へのアップデートも決定しました。
Android OSはそれほどアップデートの概念がない感じもしますが、比較的長い期間のOSアップデートをサポートしていることからも、その後のスマホの性能を決定づける最初の到達点だったんだろうなと思われます。

ちなみに、他社の同世代だと、GALAXY S4(国内版はS600、海外市場ではExynos 5 Octa)やNexus 4など、リードデバイスに近いモデルが5.1まで来ています。
なんやかんやで批判される韓国系のメーカーですが、ことAndroidのアップデートに関しては割と熱心にやってくれる上、世界中だいたいの地域で販売されているので、ROMの入れ替えなどの情報もハンパないというのが、ちょっといじる人にはありがたかったりします。

おそらく5.1が最後のアップデートということになりそうですが、とはいえ日本国内でもまだisai vividぐらいしか搭載していないですし、次世代のMが搭載されるには若干スペック不足でしょうから、それは時代の流れとしては仕方ないのでしょう。逆に18ヶ月のアップデート期限をしっかり全うしているのですから、SONYを褒めるべきなのかなと。


XPERIA ZLのコンセプトは、次世代に受け継がれたのか?

結局、2015年に入ってもモデルを絞れず、E4、M4A、C4、Z4/Z3+と来て、ご存知のように真のZ4とも呼べるZ4vというモデルも登場し、少なくとも今年の前半ではOmni Balance designを採用していることからも、しばらくはこのままSONYのスマホイメージはOmni Balance designだろうなと思っています。
シャープやサムスン、LG、ファーウェイなどがこぞってベゼルレスデザインに舵を切っている現実を見ると、個人的にいずれXPERIAも狭額縁に進まなければいけない気がします。iPhoneとほぼ知名度的には変わらないにしろ、デザインの固定が陳腐化と見られることもありますので、どこまで続けるのか、どこで見切りをつけるのかというのは非常に難しいところです。
次のデザインが必要になった時、もう一度SONYの内部で過去のスマホを見直す過程が出てくると思いますが、その時に、紆余曲折で作られたZLのデザインが助けになってくれると思っています。

まあ、あわよくばZLの前面デザインでZ3ぐらいの薄さであれば、それだけで割と申し分のないモデルが出来上がりそうな気がしますけど、それは次世代のXPERIAに期待するということで、もう少しXPERIA ZLとの付き合いを続けていくことにしましょう。



余談:29800円という価値に関して

言うと、29800円という価値の1万以上はノスタルジーにあります。
正直なところ、このスマホに2万どころか1万ぐらいしか価値はありません。でも個人的にエポックメーキングを感じたモデルです。特に、最初にも書いたように、前面白、狭額縁のXPERIAハイエンドモデルは強烈な印象を与えてくれました。その価値を対価としています。
機械モノ、しいてはスマホという分野はまだまだビンテージになるモデルもないと思いますが、その価値はもっと認められていいと思っています。その価値に気づくとまた面倒なことになるのですが、そこは人それぞれに思い入れとか価値観とかあると思います。まあ、このblogの価値観のテーマはそこにあるんで、「またバカみたいに金突っ込んじゃってるな」と思ってもらえたら、それが一番ありがたいのかなと思いますよ。





おしまい。

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by aru32to | 2015-06-19 22:44 | XPERIAの話

XPERIA M4Aが出る前にXPERIA C4が出てしまいそうな件

3月の初めに発表されて以来、ずーっと発売未定なXPERIA M4 Aqua。当初は買う気まんまんだったものの、いい加減発売予定すら出ない上(5/8現在)に、Blade S6の性能を目の当たりにしたので、もうどうでもいいかな感が出てしまっているわけです。

ここに来て、XPERIA C4が登場。
今回はこのどうでもいい感だけど、ちょっと欲しいXPERIAに関して。


地味に現状に合っているサイズ

まあ相変わらずどっかのODMだとは思うんですが、XPERIA E4に続き、MediaTekのSoC、今回はミドルハイということで、MTK6752 8コアの1.7GHzを搭載。
メインメモリは2GB、ストレージは16GB。以前ぶつけられたBeProのアップグレード版に近い上で、XPERIAにしました感。
サイズが結構面白い。150.3x77.4x7.9mm。5.5インチFHDのIPS液晶を搭載。それでいて149gと割に軽量で、サイズ的にはGALAXY Note3(151x79x8.3mm、172g、5.7インチFHD 有機EL液晶)とほぼ同じぐらいです。

Cシリーズといえば、初代はMediaTek製SoCを搭載した(確か)初XPERIAとして、C3では自分撮り用としてインカメラの画素数を500万画素まであげて、廉価版の評判を覆すミドルエンド仕様として登場しています。
主に東南アジア諸国や中国などではセルフィ(自撮り)によるインカメラ需要が非常に高く、この辺はテレビ電話やSkypeでのビデオチャットがそれほど普及していない日本ではあまり考えられないところではあります。
今回インカメラに画素数こそ500万画素でありながら、Exmor R for Mobileという本気モードのイメージセンサーを搭載。更に前面にもフラッシュライト。
背面にも1300万画素のカメラ。Exmor RS for Mobileイメージセンサーを搭載しています。
また、ディスプレイの高画質モードにMobile BRAVIA Engine 2を搭載。2世代前の補正機能とはいえ、今までとは変わった点です。(過去のミドルエンドではT2とT3に搭載)オーディオにもClearAudio+が搭載。SoCの進歩で搭載出来るようになったのは大きいです。MediaTek恐るべし。

まあ、なにせXPERIAシリーズでZシリーズ以上に画面の大きいものではTシリーズやZ Ultraが有りますが、前者はZ Ultraの廉価版、Z Ultraに至っては後継機が2年近く登場していないという状況です。
Cシリーズも5.5インチとサイズは拡大しているのですが、肝心の解像度がHDで、残念ながら日本国内のキャリアモデルではほぼ皆無な解像度です。5.5インチクラスだともうFHDは当たり前で、WQHDモデルもちらほら出てきてますしね。

今回はソニーの戦略により、ミドルエンドだったC3からミドルハイにクラスが変わったことと、カメラの性能に追随する形で、液晶解像度をFHDにしてきたのが印象的です。あくまでただのミドルエンドではなく、ハイエンドモデルに限りなく近いミドルエンド。M4 Aquaとともに、海外向けのメインを担う看板モデルの1つと言っても過言ではないと思います。
ミドルエンドとハイエンドの中間に当たるものであり、構想していたVAIO Phoneが本来考えていたストライク・ゾーンとは、本来こういったモデルを指します。


いろいろ面白いかもしれない期待

まあ、とはいえMTK6752ね。
個人的に信用が置けないとはいえ、実際にこのblogで2回取り上げて、特にBeProに関しては好感触。いずれも体感的に不自由することがなかったです。
が、今回の解像度はFHD。う~ん、果たして8コアCPU+Mali-T760 MP2でどこまで戦えるのだろうか。地味にMali-T760はExynos7410にMP8バージョンが搭載されてるぐらいなのだけど、Mali系のGPUって基本動画再生に優れてるだけで、Adreno系統やTegraにはやっぱりかなわないイメージが未だに強いので、どうにかこうにか実用に耐えうるレベルのグラフィックになってて欲しいです。(ちなみにExynos7410+Mali-T760 MP8(シェーダーコア8つ)だと3DMarkで22000弱のスコアが出てくる。CPUが優秀なんだよw)

個人的にはChina Unicom版が出ると、AXGP対応に期待が持てるんですね。
おそらくハード的には全部一緒で、XPERIA ZL2にZ2aのベースバンドを書き込むだけでAXGPにつながる?という話だったぐらいなので、仮に今回も専用モデルが登場した場合、ROM書き換えで使えてしまうのではないかという話です。現時点ではそういう話はないので、まあ期待薄かなあ。


出ないZ Ultraを待つぐらいなら...悩ましい存在

というわけで、5万とかしてしまえばそれでおしまいなのですが、今の時点でのZ3が429ドル、Z3Compactが355ドルなので、おおよそ初値で300ドル程度ではないかなと勝手に解釈しています。(インドでは315ドル、UKでは325ユーロぐらいじゃないかと予想されてるらしい)
手数料込みで4万弱。同じ値段ならじゃんぱらでもSOL26が買えてしまうということを考えると、絶対割に合わないのは言うまでもなく。

結局自撮りなんかする文化がないから、あと買う理由とかって5.5インチなところぐらいしかない気がする。Z3が(というかZ4もそうだが)唯一不満な点が液晶サイズなんで、大真面目にその辺を考慮すると、買ってみようかなと思うんですよね。
あと仮にC4が5月中に発売されたとして、にわかに話が出るZ4 Ultraが秋ぐらいに出るのかどうかという話まで範囲を広げると、ワンポイントリリーフで買うメリットは出てくるんですよね。

う~ん、それでも買う理由は弱い。何かないものか。何か俺を説得する材料が欲しい。



おしまい

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by aru32to | 2015-05-08 22:28 | XPERIAの話