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デレステの機種使用感を書き上げてみる。

(2016/4/6、その2もエントリー。掲載機現在21機)
(2016/5/27、勝手動作推奨スペックをまとめてみた)
(2016/7/11、メインメモリに関する推測をまとめてみた【動画あり】)

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凛がいいこと言ってますね。

前回、デレステのボーダー機種を調べるという記事を書いたのですが、その後S810対策なども考慮すると、どうも勢力図が変わりそうなので、ちょっと書いてみようかと思います。

快適に遊べる機種、遊べない機種の具体例

今回、3D/2D問わず、ガクつかない機種とガクつかない機種というのが同じSoCでも存在し、更にタッチパネルなどの性能により、若干応答に問題が出てくるような感じがあるので、具体的な機種を出して書いてみます。

なお、テストは各モードデフォルト設定、ただしタップ音が嫌いなため、タップ音なしの参考となります。

1.iPad Air(初代)
これは不満なく2年以上使っている機種です。幸いパワー不足は感じない、と思いきや3D標準では若干ガクガクする時があり、世代を感じるところです。
概ね2Dでの動作は問題なく、3D軽量でも遅い感じはないので、これはまあ許容範囲といえるでしょう。
入手性や値段を考えると悪くないですね。iPad miniでもいいかもしれません。

2.XPERIA Z5 Premium(SO-03H)
今のところ国内で最強のスペックを保持するAndroid端末です。
スペックで見劣りはないんですが、これはSonyのS810対策の一貫なのか、露骨に処理落ちすることがあります。負荷がかかると、というわけではなく3D/2D問わずタイミングが読めないため、例えば安定して4曲をこなすことになるbeatmaniaのエキスパートモード的なイベントでは先読みで譜面をタップしていくなどの対策は必要になっています。
Z4と違う点として、熱対策ではなく、1曲めだろうが、1分すぎに著しく処理落ちが続くと思えば、3曲めと4曲めでは処理落ちしないとか、動作が読めないところが問題。ある意味スタンダードに熱対策で遅くなるZ4のほうが動作が読めて快適という有様です。
これをデレステのために買う、という方はおおよそ少ないと思いますが、昨今の持久力テストでは確実に安定しないため、オススメできないというのが感想です。

3.Meizu Pro 5
発売されているAndroidスマホでは、未だに現役トップ。Kirin950やS820登場まではこの勢力図は変わらない気がします。
Mali-T880MP4Mali-T760MP8の処理能力が3D描画能力を著しく落としている気がしますが、Exynos7420はそこら辺ひっくるめてうまく処理しているのが印象的です。しいて言えば液晶のタイミングがスピーカー(35p)とイヤホン(25p)で10ポイント前後変わってくるので、やる環境が延々と決まっている方にはオススメできる機種です。
とにかく耐久戦では絶対に負けない。前述のエキスパートモードで2時間近く延々と動作させられるのは立派です。
それでいて、本体はほんのり熱い程度に済んでいるというのは、実は本家GALAXY系でも成し得てない気がします。
購入の難易度、設定の難易度など、日本語である程度利用している方がいて、昔ほど難易度が高くないので、あとは円レートの問題になってきますかね。
あと5.7インチと若干でかいので、親指Pにはややきつい条件となる気はします。

4.LG G Flex2(H959)
おそらくメモリさえ3GBあれば間違いなく2015年のベストバイになり得た機種です。微妙な曲がり方が実にこのゲーム向きで、当初問題となっていた発熱問題も5.1.2にアップデートすることでおおよその問題がなくなっているため、純粋にリリース当初の暑い最中で耐え切ったことを考慮しての評価となります。
まず処理落ちしない。OSアップデートとともにおそらくアップデートされたと思われるS810の制御の上手さが光ります。
惜しいのはメモリ2GBなのと、スピーカーが背面でちょうど指が当たるあたりにある点。それと曲がっているゆえ置きプレイには向かないという問題もあります。
現状入手が非常に困難な1台ですが、手持ちPにはベストだと思います。

5.LeTV MAX(X900)
後継機も出る中、Qualcommのリファレンスモデルをそのまま製品化している疑惑まで飛び出しているLeTVのフラグシップモデルです。
これはS810を十分に使いこなすためのでっかい筐体。とはいえ一昔前の大型スマホ並みとサイズが抑えられてるほか、狭額縁デザインなので大きさを感じさせないモデルです。
これも処理落ちはなく、4GBもの大容量メモリを搭載しているため、動作は非常に安定しています。なにしろ特殊な技術や防水などが一切ないため、ここまでの端末でタイミングが最も取りやすい機種かもしれません。(ただし、遅延は発生する)
問題としては、6.33インチもの巨大な筐体、それともうLeMAX Proという後継機が発表されていて、在庫処分前に在庫なしという事態も起こる可能性が高いということです。
置きPはラウンド型の背面に対する対策、手持ちPはそのサイズに翻弄されないように注意が必要かもしれません。

6.XPERIA Z3(D6653)
これも基本的には推奨機の1台だと思うのですが、3D標準でもそれほどキツイ感じはなく、処理落ちはほぼないと感じます。発熱は気になるものの、十分にスペックを活かせる1台だと思います。
サイズもちょうどいいし、この辺から現状のスマホまでそこまでスペック差がないあたりは立派だと思います。ただ、1年落ちの機種の割に値段が高く、お金を積んで買うなら現状はZ4もしくはZ5のほうがいいと思いますので、その辺は最新機種のほうがいいのかなとは思います。
オーソドックスという点では外せないんだけど、うーん。

7.iPhone6
一世代前ながら、6Sの残念さを考えると、それほど見劣りしないモデルです。
こっちも3D標準でややガクつくなどの問題はあるものの、まず処理落ちすることがない。(iOS唯一にして最高の利点ではあるが)
正直なところ、まだ陳腐化していないうえ、MNPなどで投げ売られる1台なので、入手性はそれほど悪くないです。無論、率先してこれを買うべきであれば6Sのほうがいいですけど、まあ予算の問題ですのでなんともいえません。

8.ARROWS Tab F-02F
S800世代。実用に何ら問題ないレベルですが、ことデレステに関しては完全NGな機種。
2Dでは問題ないレベルなのですが、画面解像度がWQXGAであるゆえ、3D軽量でもガクつき、処理落ちも発生します。さらに、同時押しでの不可解な判定ミスなども多く、果たして5点同時タッチが座標に合っているのかどうかわからない感じです。
タブレットで考える分には、やたらと解像度の高いものを選んではいけないという例ではあります。
ちなみに、特に書きませんがS800搭載のAQUOS PAD SHT22は処理落ちしないのですが、この機種はやたらと利用制限のかかる機種なので、新品在庫でもない限りはLTEタブレットとしての用途を成さないのかなと。

9.STREAM S 302HW
Kirin910。おそらく今回の企画では最低スペックタイでの戦いになると思います。
低い解像度のおかげか、特に2D/3Dでの処理落ちも発生しないという意外な結果で、エフェクトを切れば3D標準でも十分遊べてしまう気はします。代償としてバッテリーの消耗が凄まじく、1時間程度で空になってしまったりするので、安定した電源供給ができる場合、と書いておくのがいいのかなあ。
それにしたって入手困難。おまけに今となっては希少なイーモバLTE専用の端末ということで、無駄に探す必要性もないかなあとは思います。

10.RAZR M 201M
小型軽量で、自分では相当お気に入りです。こちらはSnapdragon S4 デュアルコア。やはり時期としてはこの2012年冬モデルぐらいがデレステできるかどうかになると思います。
スペック的にはQHDとなるため3Dが粗く、また3D軽量でも処理落ちも発生するため、ゲームする場合は確実に2Dオンリーになるのかなあと思います。
外装など特に気にしなければ、この世代はジャンク箱に投げられてる可能性があるんで、2D専用機として遊ぶのもいいかもしれません。

11.XPERIA ZL
同様のZも含め、FHD/S4ProクアッドコアではHTC Butterfly(HTL21)と草分け的存在です。
スペック的にはもっと見劣りしてもいいような気がしますが、3D軽量ならエフェクトあってもゴリゴリ動いてしまうので、実力的には問題ないレベルに達してると思います。3D標準でやらないかぎりはこのあたりのスペックのモデルでも十分遊べる。ましてスマホとしても十分使えるレベルなので、非常に悩むものではあります。

12.Onda V820w
出た!中華タブwww
Windows/Android両対応にして、1万強で手に入る最低限のタブレット。Atom Z3735F/2GBメモリというWindowsタブレットですが、ことAndroidではミドルエンド級のスペックに収まります。
実際に解像度がWXGAなこともあり、デレステやる分には3D標準でもゴリゴリ動くので、置きPにはおすすめできるサブ機種です。Atom系は一世代後のX5-Z8300などでは現行のCeleron/Pentiumなどと大差なく、2万円もあればストレージ64GBモデルも結構あるので、WindowsとAndroidを両方使いたいユーザーにはいい選択肢かもしれません。
まあ、全部中国語読めないと話にならないですが、それほど難しいこともないですから、自己責任の原則の範囲でおすすめしておきます。(デレステではなく、サブ環境としておすすめ)


まとめ

ということで、概ねの傾向と対策はできたと思います。
熱処理さえうまくいくなら間違いなくS810搭載モデルがいいと思いますね。
今回までにサンプルが用意できなかったんですけど、S805とS808の機種が見つかると一番おもしろい結果が出てきそうで怖いです。
理論上では、Krait450+Adreno420のS805が無双するはずなんですけど、SCL24とLGV32(もしくはMi4C)は結局買わないままここまで来てしまっているので、このまま行くとS820搭載機のテストに行ってしまって、終わりそうな気がします。
S805はFire HDX 8.9に搭載されているらしいので、ちょっと物欲はそそられるんですけど、買ったら負けだよなあとか思いながらw

最低限でいいならFireタブレットでも2Dぐらいはなんとか遊べる感じなんですが、いかんせん4980円でならS4Proのジャンクスマホ買えそうなんで、おすすめしにくいです。8980円ならなおさら買えそうですね。

というわけで、今後もサービスが終了しないかぎりはデレステの動作情報は書いていく予定なので、あんまり参考にはなりませんが、どうぞよろしくね。




この回、おしまい。

by aru32to | 2016-01-17 04:15 | デレステ動作環境確認 | Trackback | Comments(0)

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