デジカメ、ウォークマンなどの専用機の存在価値とはなんなのか?

封印作品を焼き増しで完全新作にする手法の第二弾。
元ネタは「XPERIA Z4を本当に使っているユーザーの声が聞こえない」という話でしたが、なんか話がこじれてこうなった感です。
「なんかね、メジャーなブロガーさんはおおむねアンバサダーで借りて、1ヶ月ぐらいでああでもないこうでもないと書いてるんだけど、実際にお金を突っ込んでまで買ってる人があまりにも少ない。」
という話からスタートしていますが、ずらずらと弁護の部分は省きます。
以下駄文。


専用モデルが汎用モデルに勝てない理由を考えてみよう。

スマホの評価、レビューを読んでいると、読んでみるとカメラ性能にケチをつけている方があまりにも多いのに驚きました。
個人的なスタンスもあるからなんでしょうけど、僕の感覚では「デジカメの画質はスマホのカメラにはまず勝てないのだから、そこに期待するほうがおかしい」なのです。
なぜビデオカメラとスチルカメラが存在するのか?という話にまで至ってしまいますが、それぞれ専用機が存在しながら、それを使わずにスマホを使うという時点で、それは本気度合いが低いと僕は思ってしまうのですね。だからQX10なんていう全く存在価値もないおもしろギミックなデジカメを買ってるんです。これでも十分スマホを活用できます。

冗談はさておき、デジカメが荷物になるとか、値段が高いとか、そういう理屈は僕の中ではかなりの逃げだと感じるんですね。だって今のデジカメ重くないもん。価格コムで重量150g以下で検索すると、IXY160が112g、DSC-W810が111gで、50店舗以上が扱っています。さらに言えばCOOLPIX S3700が118gながらNFC/WiFiに対応していて、タッチするとスマホにケーブルレスで転送出来るんですって。餅は餅屋の理屈だけど、思った以上に世の中便利になってるもんだなと実感。それでもって1万強ですからね。(そしてふつふつと燃え上がるデジカメ熱w)
FHDの動画とか撮っても、一体何で見るの?MHL経由でTVで見ます?Vineとか正直スゲエ高画質なやつとか見たことないし、仮に上げるとなると、パケットとかすごく食いますよね。それどころか、例えば我が娘の晴れ舞台、自分の孫がデータとして50年後に見た時にキレイに写ってることに驚くかもしれません。(ちなみに、僕の親はそういうのに一切こだわりが無かったので、写真もぶれてるのが多いし、なにせフィルムは経年劣化は避けられないです。)今はデジタルビデオカメラが4Kを平気で残せる時代ですし、4Kなんて向こう10年標準化されるような時代は来ないでしょうが、30年後、50年後はどうなってるでしょうかね。思い出はPriceless。撮るものも最低限とはいえ、安定して長時間撮れるような専用機がいいに決まってます。

なぜこれだけ無駄が多いのに、スマホでキレイな画質の写真や動画を撮ろう思えるのか、そこに不思議があるんですね。
このスタンスなので、このblogにおいてスマホの写真レビューというのは一切載せていないんです。失礼な話をすると、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドが栃木FCとガチでやって勝てますか?という話ですよ。(現実的には近年のカップ戦を見ると、100回やれば1回ぐらい勝てるとは思うけど)
そこまでとは言いませんが、いずれにしてもなぜ専用機が存在するのか?という疑問には答えたつもりです。

ウォークマンも同じ。基本的にはオーディオ専用機は出力回路などにノイズシールドなどを加工してあるし、例えば「S-MASTER HX」などのアンプチップを載せる必要があって、そこがソフトウェアでは同等の処理が出来ないので、スマホでは搭載出来ないという話です。
まあ、こちらも時間の問題だとは思うんですが、それにしたってスマホに搭載する必要があるかどうかというのは、疑問に感じるところではあります。
今でもその葛藤には苛まれます。Z4が決して悪いわけではないんだけど、純粋に音の好みがイコライザで修正出来るとしても、そのものの出力がなんとなくぼやけてしまう(音の解像度がなんとなく低い気がする)ので、ウォークマンを買おうという話になるんですね。


腹八分目といういい言葉、器用貧乏のメリット

日本には「腹八分目」といういい言葉があります。
スマホに求める各種機能というのは、専用機が出ているものは腹八分目でいいと思うんです。今だ巨艦大砲主義を引きずる人間が言うのもなんですけど、本当にその機能に100%を求める場合、設計の段階で汎用機が専用機に勝つことは出来ないんですね。
大真面目にパナソニックのCM1みたいにデジカメに特化させたスマホってのもありますけど、デジカメに制御ソフトが必要で、独自開発ではコストが掛かり過ぎるので、Androidで制御ソフトを作ってしまえ的な発想だと思うんです。だからデジカメとしては100%に近いですよね。スマホ機能はあくまでオマケと考えると、その発想は間違っていないです。

同様にウォークマンもNW-ZX1/2にはAndroidを搭載していましたが、4.2の頃はまだハイエンドモデルに動画再生機能をつけるとか、そこら辺に迷走をがあったんだと思うんですが、NW-AシリーズやNW-ZX100の登場で、制御ソフトに目処が立ったんだろうと思います。今後ウォークマンにLTEモデムが搭載されることがあるかどうかわかりませんが、少なくともAndroidを搭載する必要はなくなったといえます。

そう考えるといろいろな考え方が出来るんですが、あくまで「スマートフォン」としてのカメラとオーディオ機能を基準とするのは、何を基準と出来るのかという話になるので、それは個人個人に依存する話になってしまいます。
だから腹八分目なのです。すべてが8割出来る器用貧乏であるからこそ、スマートフォンのレベルが向上するのであって、それ以上を求めるなら、どうぞ専用機を買ってくださいということになるのですね。

結局は2択です。
スマホは8割を満たしてくれます。分からない人には100%を満たすことも出来ると思います。それが1台で済ませられるならこれ以上ないメリットになります。
一方で、それを過剰に期待するなら、やはりデジカメ、デジタルオーディオ、さらに言えばスマホではなく通話に特化したガラケー、そしてタブレットの類でも持ち歩いてたほうがよほど気が楽です。こっちはそれぞれの機能にそれぞれのバッテリーを持っている分、稼働時間が延びるというメリットがあります。確かにかさばるとは言いますが、今となっては軽量スリムなので、そこまで重くなるということもないんじゃないかなと思います。

まあ、アレだ。
結論として、「自分が選んだものが失敗だったと認める勇気」と「どこに重心を置いてこういった機器を活用するか」がiPhone登場あたりから完全に欠落しちゃってるんだろうなと。
性能が高度化するにつれて、絶対に頭打ちになった時にはじめて専用機の優秀さが分かるはずなのに、ブランド好きがそうさせないという最大のジレンマに追いやられると、(サクラ含め)ああいった醜い酷評を書けるんだろうなと思います。
あくまで、選ぶ段階で慎重になれないユーザーが悪い、そう言わせてしまうメーカーの売り文句も悪い。だから最終的には「iPhoneユーザーはiPhoneを好きだから使っている」なんて舐められたCMをガンガンゴールデンに流されることになるのです。

そして最後には、自己責任の原則が顔を出す。いいから黙って使ってみようぜ。


---封印解除に際して加筆---
というわけで、なんでこの時こんなにエキサイティングな文章を書いたのかがよくわからんのですよね。ただ、言わんとしてることは今も同じですね。
幸い、期待をせずに使っているとXPERIA Z4も素直に動いてくれてますし、そこまで駄目な部分がないのが逆に問題なんだよね。
まあ、2年使うとかそういうふうな頭で考えると少しは後悔するのだろうけど、それが自己責任ですからね。間違っていないと思い込むしかないんだよね。

え、誰とは言いませんよ。Apple信者そろそろ魔法が解ける時間だから、思い込みでがんばれよとエールを送っているんですよ。好きなら機変しろよiPhone6s(笑)



おしまい

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by aru32to | 2015-09-19 15:43 | 雑談